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 ここでは、主に我が家で飼っているカエルのご紹介をしています。カエルやエサとなる虫(コオロギ・アリマキ等)の画像が表示されますので、虫偏が苦手なかたは(残念ですが)ご注意下さい

紹介 環境 給餌 自慢
 目次

概要
 ■餌の種類
 ■方法
 ■頻度
餌となる虫
 ■コオロギ
 ■アリマキ(アブラムシ)
 ■トビムシ
 ■ハエ
 ■ダニ(平成21年12月16日追記)
 ■謎の虫

 ■シロアリ
 ■ワラジムシ
 ■コクヌストモドキ
 ■ワックスワーム


 概要

 餌は動く虫で、カエルの口に入る大きさのものです。生きている虫でも、じっと動かないものにはカエルは余り興味を示しません。カエルと「だるまさんが転んだ」をしてカエルの目を逃れ、うまくビバリウム内で生き延びている餌虫も居ます。
 以下に我が家のカエルがどんなものを食べているのかをご紹介します。我々はカエル飼育について勉強中の初心者で、他にもっと良い餌や方法があると思います。ここでご紹介しているのは、飼育の一例としてご覧下さい。カエルが幸せになれる食卓(?)を目指しています。

■餌の種類■
 我が家で実際に試してうまくいっているものと、試して失敗したものと、試そうとして失敗したものと、いつか試したいけどまだ試していないものを簡単にまとめました。一口にコオロギやハエと言っても色んな種類があるわけで、詳細は餌となる虫の各項目もご覧下さい。
  • 名称:虫の名称
  • 経験:我が家で試した経験の有無
  • 食指:我が家のカエルが
     ◎好んで食いつく
     ○普段は食べるが、興味を示さないこともある
     ×全く食べない
  • 入手:入手方法が簡易かどうか、入手方法はどのようなものがあるか
  • 備考:我が家での現状や感想
名称 経験 食指 入手 備考
コオロギ 簡易
通信販売・ペットショップ等で購入可、繁殖可
 我が家のカエルの主食。栄養剤をまぶして与えている。
 ペットショップや通信販売で手軽に購入でき、年中利用できる餌。簡単に繁殖できるらしいが、我が家では今のところ成功していないため、主に通信販売で入手。

【追記】
 平成21年秋から使用していない。現在は主食をショウジョウバエにしている。(平成21年12月16日)
アリマキ
(アブラムシ)
緑◎
大◎
黒○
季節により簡易
初夏〜盛夏まで、ベランダ菜園で採集
 毎年初夏になるとベランダの野菜(無農薬)にたかって辟易していたが、カエルが食べてくれることが分かり、今やオヤツとして重宝。盛夏頃には採集できなくなるのが難点。
 葉物野菜やピーマン等にたかる緑色のものと、バラにたかるやや大きいものと、ネギやニラにたかる黒色のものがある。黒色のものはカエルの食指をくすぐらない様子。
トビムシ 簡易
通信販売・ペットショップ等で購入可
 カエルは好んでよく食べている。小さいのでビバリウム内にまだ居るのか確認し難い。ビバリウム内で殖えているのかも知れないが、時々通信販売で購入して継ぎ足している。
ハエ イエバエ×
ショウジョウバエ◎
簡易
通信販売・ペットショップ等で購入可、繁殖可
 一度試して失敗。我が家のカエルには大きすぎた。イエバエの羽がカールして飛べないものを試して失敗したのだが、ショウジョウバエ等小さなハエならいい餌になりそう。繁殖も可能らしいので、いずれチャレンジしたい。

【追記】
 ショウジョウバエにチャレンジして成功。キイロショウジョウバエ・トリニドショウジョウバエともにカエルはよく食べる。(平成21年12月16日)
ダニ 簡易
意図せず湧出
 ハエ繁殖培地に湧く。カエルのいいオヤツになる。
謎の虫 簡易?
ベランダ菜園で採集
 カエルのオヤツその3。好んで食べている。トビムシくらいの大きさで、羽がある。動きは素早い。ベランダのプランターに5月末頃湧いた虫で、名前は分からない。何だろうこれ。そして初夏にはたくさん採れているが、いつまで湧き続けるのだろう。
シロアリ 簡易
通信販売・ペットショップ等で購入可、山野で採集可
 カエルにとって大ご馳走らしく、とてもよく食べる。栄養価が高いので、毎日与えるのではなく、たまに与えると良いらしい。
 実は以前お店で購入しようとしたら欠品中で、山に採りに行ったことがある。残念ながら野生のシロアリを見つけられず、採集出来なかった。
ワラジムシ 簡易
通信販売・ペットショップ等で購入可、山野で採集可
 我が家ではホワイトワラジムシを通信販売で購入。カエルの食いつきは良好。山野で採集するときは、ダンゴムシと間違えないよう注意。ダンゴムシは殻が硬く、カエルの餌には不向きなようだ。
コクヌストモドキ 簡易
通信販売・ペットショップ等で購入可、繁殖可
 まだ試していないが、ペットショップで購入済み。小麦粉を入れた瓶の中で繁殖中。

【追記】
 試してみた。カエルはまあまあ食べるが、大喜びという感じでもない。(平成21年12月16日)
ワックスワーム ―― 簡易
通信販売・ペットショップ等で購入可
 まだ試していない。本にはいい餌だと書いてあるが、お店で実際に見たところ、うちのカエルには大きい気がして。小さいワックスワームがあれば試したい。

 その他、ミルワーム、ゴキブリ、草むらを捕虫網でガサガサして採れる小さな虫等、選択肢は色々ある様子。新たに試したらまた更新しますね。

画像「食事中1」
▲栄養剤がまぶされた黒いアリマキの入った皿(100円均一で購入)。足下は緑色のアリマキのたかったシロナ。

画像「食事中2」
▲アイスクリームの空き容器をよく洗って乾かし、栄養剤と緑のアリマキを入れる。
■方法■
 餌となる虫のうち、コオロギとアリマキとショウジョウバエには栄養剤をまぶします。栄養剤はワイルドスカイで購入した「アミビット」。それ以外の虫は、そのまま与えています。
 与えかたは、虫の入った容器や虫のついたかえる炭・葉っぱををビバリウム内に置いています。当初はビバリウム内に粉まみれのコオロギをばらまいて給餌していました。しかし、かなりのコオロギがビバリウム内の池で犬死に。現在では浅い小皿で給餌しています。勿論小皿から虫は逃げ出しますが、ほどなくカエルに見つかって食べられるので、無駄が減りました。

 餌となる虫の飼育方法・捕獲方法は、虫によりまちまちです。各虫の項(次頁「餌となる虫」)で詳しく述べます。

 我が家のカエルの餌の食べかたは、舌を伸ばしてその先に虫を絡めて口の中に引っ込める方法です。なので、舌で絡められないほど大きな餌は食べられません。ヤドクガエルでも別の属では、ガバッと口を開けて食いつくものがあり、これは比較的大きな虫でも食べられるそうです。
 最近、アリマキがカエルの背中に這い上って、両目の間からカエルの口に近づいたことがありました。「このまま口を開けていればアリマキが食べられるよっ」と応援しましたが、カエルは手足を使って振り払ってしまいました。餌と認識しなかったのか、どうしても舌を使ってしか食べられないのか、どちらかは分かりません。

 見ていて面白いのは、カエルが餌を狙っているとき。後ろ足の薬指(と言っていいのかな? 外側から2番目の指)が一際長いのですが、その指だけ貧乏揺すりのように地面を小刻みに叩きます。餌を狙っていないリラックスした状態では、指はそんなに動かしません。薬指のタップが始まったら、カエルの視線を辿ってみます。大抵小さな虫が動いています。

■頻度■
 現在のところ、コオロギを週に4〜5回と、合間に他の虫を入れています。トビムシは数ヶ月に1回の割合で補給。シロアリとワラジムシは先日初めて投入したところです。まだカエルを飼い始めてあまり経っていない私たち。あまり参考にならなくてごめんなさい。

【追記】
 平成21年10月頃、いくつかの通販でコオロギが一時的に入手不可になったのを期に、ショウジョウバエの繁殖を始めました。給餌の頻度はコオロギと同じくらいで週に4〜5回で、合間にダニを入れています。詳細は次頁に追記しています。(平成21年12月16日)


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