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 特報 ペッカリーくんを作ろう(平成21年10月23日(金))

画像「ペッカリーくん完成」

 この度、BIZEN中南米美術館の広報大使に任命されたカマダです。美術館はもちろん、所在地の日生(ひなせ)の町もとてもよいところなので、岡山にお越しのかたは是非お運び下さい。美術館はこんなに魅力的な施設です。左のタブ「行楽」からもご覧いただけます。
 と、地味に友人知人に自慢して広報するカマダに対し、飼い主はなんと美術館のアイドル「ペッカリーくん」を勝手に作っちゃいました。木彫りのクマのように、これからは一家に一台(匹? 頭??)ペッカリーくんが居てもいいじゃないか。簡単に作れるようですので、チャレンジしてはいかが?
 今回は「フェルティング」という技法で作成してみました。羊毛(綿のような状態のもの)を買ってきて、ひたすら針でつっつく! すると、だんだん固まってきて、各パーツをつなげると左の写真のように立派な(?)ペッカリーくんができあがります。

画像「参考になる図書」

 飼い主が参考にしたのは下記の図書(左)。他にも分かりやすい図書がたくさん出版されているので、ご自分に合った一冊を見つけて下さい。書店なら手芸関連のコーナーにあるでしょうし、もし本屋さんになくても手芸店で扱っているところも多いと思います。
 この「フェルティング」、入門者にとって間口が広くて、極めれば奥行きが深そうです。これは楽しそう! 早速近所の手芸店で道具一式(右)を購入してみました。

画像「フェルティング道具一式」
  • 佐々木 伸子【著】『羊毛フェルトテクニックブック』東京:河出書房新社;2008年

画像「フェルトをちぎっているところ」

画像「フェルトを丸めているところ」

画像「丸まったフェルト」

 基本は、フェルトを適当な大きさにちぎる→丸める→針でつっつく、の3段階。上図は左から順に、フェルトをちぎっているところ、フェルトを両掌で丸めているところ、掌で軽く丸まったフェルトです。

画像「フェルトをつっついているところ」

画像「つっつかれて丸まったフェルト」

 軽く丸めただけでは、指でほぐすとまたほぐれます。これをしっかり固めるためには、フェルトをかたいスポンジやブラシ等の上でひたすら針でつっつきます(左)。すると、間違ってウールのセーターを洗濯しちゃって縮んだ時と同じ理屈だと思うんですが、繊維同士が絡まって固まっていきます(右)。

 上で作った丸いパーツは頭になります。同様に、鼻筋・鼻・下顎・胴体・手足等、円筒形等のパーツを作ります。並べてみると右のようになります。平べったい鼻先・つま先・耳等も作ります。
 パーツを繋げる方法も、ひたすら針でつっつくだけ。繊維同士を絡めるだけで、きれいにひっつきます。
 右のパーツ以外に、下の写真のように細くちぎったフェルトで瞼を作ります。前髪? のようなラインは薄いシート状にしたフェルトを針で押し込んで付けます。
 しっぽもあるみたいなので、手足と同様に作って付けてみました。後ろ姿が本物と似てるのかどうかちょっと自信がないので、また見に行かなくっちゃ。美術館でペッカリーくんの後ろに回ろうとする不審な中年女と中年フェレットが居たら、多分我々です。

画像「各パーツ」

画像「完成図1」

 これであなただけのペッカリーくんの出来上がり! 小さくて軽いのでストラップにしたり、鞄に入れて持ち歩けます。BIZEN中南米美術館に連れて行って、本物のペッカリーくんとご対面させちゃったりできますよ♪


画像「完成図2」

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