日本海戦隊  >  二次作品

情報部のインター・ミッション

 ある昼休みのことだった。

 かなめが、本日の生存競争を勝ち抜いた証であるカスタードパンにかぶりついている。彼女は基本的に美少女といえる容姿だが、食事時などは全く異性を感じさせない行動を取る。魅力的と言えなくもないが、可憐だと表現する人間は少数派だろう。

 親友である恭子と食事をしていて、たまたま、窓から南校舎に視線を向ける。

 いきなり二年三組の扉がばたんと廊下側に倒れた。昼休みの喧騒に紛れて小さな音が聞こえた気がする。

 そして、教室内から一人の少女が躍り出て、倒れた扉の上を転がると、何かをまるで拳銃の様に両手で突き出して、廊下の左右にそれぞれ向けていた。

 教室内からは白い煙がもくもくとあふれ出て、数人の生徒もぞろぞろと外へ出てきた。

 奇妙な行動を取った女生徒が、一人の女教師になにやら叱られているようだ。

「カナちゃん。どうかしたの?」

 恭子が不思議そうにかなめの顔をのぞき込んだ。

「いや、三組で何かあったみたいだからさ」

 窓を指さしてみせる。

「先生が誰かを叱ってるね」

 恭子が見たままの様子を口にする。

 自分たち二年四組の担任である神楽坂恵里が、一人の女生徒を叱っているようだ。

 恵里が右手を差し出すと、女生徒が渋々といった様子で、黒光りする金属製の物を恵里に渡した。

 かなめはその娘に見覚えがあった。

「あれ、あの娘……」

 恭子が反応を見せたところを見ると、自分と同じ事を考えたようだ。

「やっぱり、そう見える?」

「うん」

 恭子がうなずいた。




 恵里が四組の教室に入ってきて教壇から教科書を持ち出そうとしている。

「先生」

 かなめが声をかけた。

「さっき、三組で何があったんですか?」

「あら、見てたの?」

 そういうと恵里がため息をついた。

「男子がふざけて教室で暴れていたらしいんだけど、消火器が倒れて壊れたみたいなのよ」

「はあ」

 先程の白い煙が消化剤なのだろう。

「そしたら、あの子が扉を蹴り倒して廊下に転がり出て、モデルガンを振り回したのよ。『催涙ガスが投げ込まれた』と思ったって、説明してたけんだけど。……そういう経緯で相良くん以外の生徒を、叱ることになるとは思わなかったわ」

 疲れたように恵里がつぶやいた。

「こんなものまで、持ち込むんだもの。向こうの先生にも同情しちゃうわね」

 ジャケットのポケット軽く開いてみせると、そこに黒い拳銃が見えた。モデルガンではないことをかなめは察していたが、詳しい説明もできないため口にはしなかった。これで、恵里の没収した危険物がさらに増えることになる。

 確かに恵里の感想はもっともなのだが、かなめが見たところ、一番同情されるべきなのは恵里本人ではなかろうか。すでに半年以上も、危険人物の担任を勤めているのだから。

「やっぱり、あれは……天野さんですか?」

 おずおずと、口にしたくなさそうに言葉を発した。

「ええ。でも、彼女は『どうしても二年四組だけは避けたい』って要望したらしいのよ。前回、あたしの対応が悪かったのかしら」

 恵里はがっくりと肩を落とした。

 どんな厄介に思える生徒でも、真面目な恵里には、担任教師としてそのような評価を受けるのは辛いのだろう。

「思い過ごしですよ。そんなこと気にする人間じゃないですから」

 かなめが請け負ってみせる。

 実際、前回彼女が二年四組に転入して来たのも相応の事情があったからで、今回別なクラスを望んだのも、別な事情があるからだろう。

「そうかしら……」

 すがるような目でかなめをみる。

「大丈夫ですって。気にしないでください」

「ありがと。千鳥さんのような教え子がいてくれて、先生は嬉しいわ」

「はいはい」

 大げさな恵里の反応を、かなめが軽く受け流す。




 宗介が見あたらなかったので、かなめは一人で二年三組まで様子を見に行った。

 廊下から様子をうかがうと、お目当ての人物が見つかった。

 先ほど廊下でばれていた、眼鏡をかけた二本の三つ編みの少女。宗介より、多少『戦争ボケ』の症状が軽い人物──天野ちはるであった。

 さらに、もう一人。

 彼女と行動を共にしている、背中まで髪を伸ばしている少女──高城さやかも側の席に座っていた。

 かなめがよく知っている宗介には、本職の傭兵という一面がある。全世界規模で活動している、〈ミスリル〉という組織に属しているのだ。

 彼女たちもまた〈ミスリル〉に所属しているものの、宗介と部署が違い、情報部の人間だと聞いている。前回も作戦行動の一環として陣代高校へ転入し、かなめのクラスメートになったのだ。

 かなめが近付くと、読書中のちはるが敏感に察した。

 ちはるはかなめを見て口を開く。

「千鳥さん。お久しぶりです」

 そのまま、視線を落とすと読書を続けようとする。

「ちょっと、ちょっと、どういうことなの?」

 かなめが、転入の事情を尋ねようとしたのだが、

「……? あなたには知る権利がありません」

 ちょっと考えたあとに、お馴染みの台詞を口にする。

 思えば、前回、初めてあったときも同じ台詞を口にしていた。

 腕ずくで聞くわけにもいかないし、できるとも思えなかった。

 かなめは不機嫌そうに引き下がった。




 放課後。

 宗介とかなめが後ろを気にしながら歩いている。

「いつまでついてくるつもりだ?」

 振り向いて宗介が尋ねる。いつものむっつり顔とへの字口なのだが、かなめが見れば不機嫌なのがわかった。

「なんのことでしょうか?」

 ちはるが尋ね返した。彼女の隣にはさやかが並んでいる。

「どうして、尾行するのかと聞いている」

「偶然です」

「そんな言葉でごまかせると思うな。つかずはなれず、歩調までこちらに合わせているだろう」

「情報部員としての習性です。お気になさらないでください」

「俺が聞いているのは尾行の理由だ」

「本当に偶然なんです。自意識過剰ではないでしょうか?」

「では聞くが、目的地はどこだ?」

「多摩川町のタイガースマンションです」

「……まさか? 俺の部屋ではないだろうな?」

 その質問をしたときは、さらに緊張を増していた。

「いえ、違います。今回は六〇六号室です。そちらへ引っ越しましたので、御用がおありでしたら訪ねてください。歓迎します」

「……そうか」

 さすがに、拳銃を突きつけて、白状させるわけにもいかない。

 渋々追求をあきらめた。




 相変わらずふたりを引き連れていながら、かなめが宗介に話しかけた。

「なんか、ピリピリしてない?」

「うむ。向こうもプロだからな。どうも、神経に障るのだ。後ろから拳銃で狙われている気がする」

「ふーん。そんなもんなの?」

「相手が素人ならば、それほど意識せずにすむのだろうが」

 宗介がかなめを見た。

「……千鳥」

「なに?」

「初めて会った頃、つけ回したりしてすまなかった」

「なんなのよ、いきなり?」

 彼の言うとおり、転入当初の宗介につけ回されたことは確かだが、彼の目的が護衛だったのはすでに知っているし、なんのわだかまりも残っていない。

 突然の言葉に、かなめがきょとんとする。

「つけ回されるのが、こんなにも消耗するとは思っていなかった」

「そんなこと言い出すなんて、よっぽどイヤなのね」

「……むう。まさか、君を狙っているわけではないだろうが、この前の一件もある。何を企んでいるか不明なのが、どうにも……」

「まあ、気にしすぎよ。それほど、悪い子じゃなさそうだし……」

「だといいが……」




 タイガースマンション六〇六号室。

 宗介の部屋の斜め上に当たる。

 宗介に伝えたように、そこは二人のセーフハウスとなっていた。

 会話をするでもなく二人が好きなことをしている。

 ちはるは拳銃の手入れをしており、さやかはテレビを眺めていた。

 不意にテレビの音が消えて、電話の着信音が鳴った。

 受話器を取ろうともせずに、二人が動きを止めて耳を澄ます。

 ガチャッと受話器がはずれる音がして、若い男の声が聞こえた。

 聞こえてきたのは宗介の家の電話に仕掛けた盗聴器の音声だった。どこからか電話がかかってきたのだ。

『相良か?』

『そうだが……。お前は誰だ?』

『ちょっと、お前に用があってな。出てきてくれよ』

『俺にはなんの用もないぞ』

『千鳥かなめがどうなっても知らないぜ』

『千鳥をどうかしたのか?』

『今は、どうもしてないし、どこにいるかも知らない』

『…………』

『だが、断ったら、あの女がどうなるかわからないぜ。いつか、どこかでな。どうする?』

『どこに行けばいい?』

『泉川町にある廃工場だよ。知ってるだろ?』

『ああ。なるほどな。その声を思い出したぞ』

『だったら、用件もわかるだろう。一時間後に来てくれ』

『了解した』

 宗介が受話器を置くと、盗聴器の音も途切れた。

「さやか、これは……」

 ちはるが話しかけようとすると、また受話器が外された。

 プッシュ音が聞こえる。

 今度は電話をかけているようだ。

『はい、千鳥です』

『無事か?』

『ソースケ? なんの冗談よ。さっき別れたばっかりじゃない』

『無事なようだな』

『だから、何の話よ?』

『いや、無事ならいい。とりあえず今晩は部屋でおとなしくしていてくれ』

『ちょっと、ソースケ……』

 再び音が途切れた。




 かなめが不審に思って外へ出るが、回りに変わったところはなかった。ただ、宗介の部屋の明かりが消えていて、部屋に電話しても誰も出なかった。携帯電話も切られているようだ。

 妙に思っていると、二人の少女が袋に入った大きな荷物を持って、マンションから現れた。

「あんたたち。どこへ行くの?」

「ちょっとそこまで」

 さやかが答えた。

「ソースケと関係あるんじゃないの?」

「相良さんがどうかしましたか?」

 ちはるが答えた。

「答える気がないわけ?」

「なんのことでしょうか?」

 二人は駐車場までくると、宗介が使用している中古トラックに乗り込み、なぜか持っているキーでエンジンをかけた。──もともと、この車を手配したのは、情報部なのだ。

「あたしもついて行くわよ」

 かなめが宣言する。彼女がこんなことを言い出したら、拳銃を向けられても言葉を翻したりしない。

 実のところ、それほどの機密があるわけでもないので、二人はかなめの同行を許した。




 廃工場〈大川精機〉。

 宗介が立っている。

 その前の床にごっそりと銃器類が転がっていた。

『いつかかなめを襲う』と脅されて、宗介が武装解除に応じたのだ。

 周囲をガラの悪そうな連中が取り囲んでいた。

 宗介は以前にもここで、似たような状況になった経験がある。

 宗介への意趣返しに、かなめが拉致されて、呼び出されたのだ。その時、宗介は彼ら全てへの脅迫ネタを披露して、追い返してしまったのだ。

 どうやら、さらなる仕返しということのようだ。前回の脅迫ネタが失われたわけではないというのに……。どうやら、記憶力に欠陥があるのだろう。

 宗介としては、いつまでもこの連中にまとわりつかれても迷惑なので、この場でケリをつけるつもりだった。

 それに、この連中はひとつ考え違いをしている。もし自分がこの場で重傷を負っても、これから自分の取るべき行動は変わらない。そして、どうしても争いを続けるならば、全員を処理することになるだろう。果たして、彼らがそこまで考えているかは不明だが。

「どこに行っても拳銃をブッ放してるみてぇだな? あちこちに、テメエを恨んでるヤツがいるぜ」

 宗介の前に立っているのは、以前、この場所で宗介を取り囲んだ人間の一人だ。周囲にいるのは同じく五〇人程度だったが、半分以上面子が変わっていた。

「恨まれる覚えはないが、迷惑をかけたのなら謝罪しよう」

「ワビの代わりに、ここでぶちのめさせてくれれば、忘れてやるぜ。素手なら反撃してもかまわねえよ」

「素手だからと言って、勝てると思うな」

「そうかい?」

 男達がじりっと輪を狭めてくる。手に手に警棒や、ナイフを握っている。

 そこへ大きな音が鳴り響いた。

 どんっ! がしゃーんっ!

 銃声とガラスの割れる音。

 ぴょんと跳び上がって、割れた窓から何者かが侵入した。

 犬だかねずみだかわからない頭。ずんぐりした二頭身で、帽子に蝶ネクタイ。特徴からすればボン太くん以外の何者でもない。しかし、色が違っていた。赤い身体に灰色の斑点。宗介としてはそんな機体は『本物のボン太くんではない!』と怒鳴りたいくらいだ。

「な、な……」

 包囲している連中も呆気に取られている。

「相良、テメェ。助っ人を呼びやがったな!」

「俺は知らん。お前達こそボン太くんに恨みでも買ったのか?」

 ボン太くんの正体は想像がついたが、正直に話す義理もないし、自分が呼んだわけでもなかった。

「なんで、ボン太くんが……」

「そういえば、龍神会がボン太くんに壊滅させられたって噂が……」

「俺も聞いたぞ。なんでも、七体もいて、銃器で武装していたらしいぞ」

 他にもいるかも知れないという指摘は、動揺に拍車をかけた。

 突拍子もない事態なだけに、落ち着いて判断できる人間は皆無に等しい。憶測だけで動揺だけが広がっていく。

 ボン太くんレッドは暴徒鎮圧用のゴム・スタン弾で一人づつ確実に撃沈していく。

 逃げまどった連中が宗介を押しのけて外へ逃げようとするが、宗介の攻撃で眠らされていく。

 組織だった動きもできず、場当たり的な攻撃をするだけでは、戦闘のプロ二人を相手にしては、どうなる物でもなかった。




 静けさが戻った。

 五〇人近い人間がすべて床に転がっていた。

 立っていた人影は二つのみ。一つは宗介であり、もう一つはボン太くんである。

 ボン太くんは宗介を見ると、右手をシュタッとあげた。挨拶のつもりらしい。

 そのまま、ボン太くんは立ち去ろうとしたが、宗介がすかさず追いかけた。

「待て!」

 宗介には、その赤いボン太くんに心当たりがあった。見たのは初めてだが、言葉でだけは聞いたことがある。命名するなら、『ちはる専用ボン太くん』のはずだ。

「ふも、ふもふもぉふふも(私は、通りすがりのボン太くんです)」

「とぼけるな、正体はわかっている」

「ふ〜もふも(いいがかりです)」

 ボン太くんが首を振る。

「こんな下品なボン太くんを持っているのは、お前だけだ」

「ふもふぅもふ、ふもぅふも〜(このカラーリングは、下品ではありません)」

「いや、俺は絶対に認めん」

 その一人と、一体の元へ二人の少女が現れた。

 かなめとさやかである。

 呆れたかなめが口を挟む。

「……本当に会話は通じてるの?」

「うむ。なぜかわかるのだ。慣れかもしれん」

 本人も不思議そうに、首をひねる。

 ボン太くんの中から顔を見せたのは、当然、ちはるであった。この前の一件で宗介本人から購入したボン太くんの機体を、自分用に赤く塗装して愛用しているのだ。

「何をしに来た。お前達に援護を要請した記憶はないぞ」

「気にしなくて結構です。これが私たちの任務ですから」

「……? この連中を倒すのが任務なのか?」

 どういう冗談なのか、宗介には理解できなかった。

「いえ、そうではありません。今回の〈デュエット〉の任務は、相良さんの護衛なんです」

「俺に護衛だと?」

「はい」

「…………?」

 想像もしなかった言葉に、宗介が奇妙な表情を浮かべた。

「ソースケの実力はあんた達も知ってるでしょ?」

 かなめも不思議そうに尋ねた。

「これは、相良さんの能力の問題ではなくて、立場の問題です。〈アーバレスト〉で戦えるのが相良さんだけですから、〈アーバレスト〉を守るためには相良さんを守らなければなりません」

「ああ、そういうこと……」

「相良さんに、メリダ島で生活してもらえるならば、このような手間は必要なくなるのですが……」

 その言葉を聞いて、かなめが宗介に視線を向けた。

「俺は今の生活が気に入っている。引っ越す気はないな」

 宗介は即答した。

「それで、私達が派遣されました。私達も相良さんの能力を知っていますので、四六時中護衛するつもりはありません。相良さんが動けないときや、援助が必要なときに、サポートをするのが目的です。同じ二年四組だと、全員が拘束される可能性もあるので、隣のクラスへ転入しました」

「そういうことなんだ……」

 かなめが納得してうなずいた。

「もし助力が必要なときはいつでも連絡してください。少なくとも、〈アーバレスト〉以外のラムダ・ドライバへの対抗手段が構築されるまでは、この体制が維持されることになります」

「ふむ、了解した」

「私たちは、そちらの生活に介入するつもりはありません。むしろ、接触は避けた方がいいと思えます。近くで私たちが生活していることを認識していただければ、それで充分です。以後、よろしくお願いします」

 ちはるがボン太くんの右手で敬礼した。

 ちなみにさやかは会話に加わらず、まわりでごそごそと何かをしている。

 倒れている人間の写真を撮り、財布から身元のわかるものを取り上げていた。後に、彼らがどんな目にあったのか、かなめは最後まで知る機会を得られなかった。




 ちはるが宗介に伝えたことに嘘はなかった。だが、全てを伝えたわけでもなかった。

 その命令には、ひとつの条件がつけられており、その条件内でのみ、援助を行うことになっている。

 受けた命令とは次のようなものだ。




A:作戦部西太平洋戦隊ウルズ7/サガラ・コースケの身辺調査の実施。

  調査内容はBの有無。

B:〈ミスリル〉に対する敵対行動、及び、それに準ずる行為。

C:Bに抵触しない限り、ウルズ7の支援を行う。

D:Bが確認された場合、手段を選ばずに、ウルズ7を即時拘束する。

E:Dが困難な場合、抹殺する。

F:ウルズ7の日本滞在中は命令を継続する。




 タイガースマンション六〇六号室。

 さやかとちはるの部屋であった。

「任務の成功を祈って、乾杯しよっか」

 さやかが言って、冷蔵庫からグレープジュースを取り出してきた。

 とくとくと二つのコップについでいく。

 宗介の油断を誘うため、この任務には面識のある二人が選ばれた。

 しかし、彼女達は本部の意向と異なる見解を持っている。宗介が裏切るはずがないと判断しており、任務にかこつけて学校生活を楽しむつもりでいるのだ。

「では、この生活がずっと続くことを祈って」

「乾杯」

 ちん!




 ──『情報部のインターミッション』おわり。




あとがき

 戻ってきてしまいました。この設定なら存在してもいいのでは? と考えてしまうと、書かずにはいられませんでした。

 最初は、また一週間だけの登場で、『〈レイス〉が休暇を取ってその代理』とか、『宗介の海外での作戦中に合流する』とか、考えていましたが、無期限で常駐することになりました。

 できるかぎり、この二人はあくまで脇役で進めたいと思っていますが、どうなることやら。

 この作中に間違いが判明しました。実は、「二年三組は同じ棟」にあるようです。(『超解〜』の図解では、別棟になっていました)








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