はなしの花

高尾で見つけた“小さい春”

コチャルメル
ハナネコノメ
汚れ猫の目
片栗
ショウジョウバカマ
スミレ
ヒメオドリコソウ 写真をクリックすると拡大されます

 早春の裏高尾に行ってきました。

 今回の狙いは“小さい春”。

 左に掲載した花々がその成果です。

 さっそく上から順番に解説を加えていきましょう。

 トップを飾るのは「コチャルメルソウ」。この花に初めて出会ったのは13年前で、この日はそれ以来の“再会”となりました。ちょうど時期がよく、群生に遭遇でき心の中で小躍りしながらシャッターを切りました。花の説明は「コチャルメルソウ」にあるので省略しますが、非常に小さい花で、知らない人は雑草と思って踏み潰してしまうかも。一見の価値はあると思いますので、機会があれば是非散策してください。

 2番目は「ハナネコノメソウ」。この花もコチャルメルソウ同様、13年間ご無沙汰していた花です。マッチ坊のような赤と黄色の葯(やく)は、何度見ても可愛らしいですね。

 可愛らしいハナノコノメソウに対して3番目の「ヨゴレネコノメ」は、文字通り“汚れ”た印象をぬぐいきれません。別に汚い訳ではないのですが…

 4番目はいわずと知れた早春野草のクイーン「カタクリ」いいタイミングで撮影できました。

 続いて5番目は「ショウジョウバカマ」。カタクリ同様、とある民家の庭先に咲いていたものを撮影させていただきました。思いのほか花が大きく、薄紫色をしていました。

 6番目は高尾を代表する花「スミレ」。スミレは種類が多く、筆者は植物学者ではないので、この花は「何スミレ」か断定できません。あしからず…

 そして、とりは「ヒメオドリコソウ」。決して珍しい花ではありませんが、群生している様子が春っぽかったので、撮影しました。

 以上が、今回の撮影の成果の一部です。ちなみに、今回の掲載写真はいずれもコンパクトデジカメ(リコーR5)で撮影したものです。

 それにしても、最近のデジカメは性能が良いですね。愛機「EOS 1」に劣らぬ出来栄えにびっくりしています。

(3月24日 記)

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