知香のサバゲダイアリー
−−−初心者入門講座−−−
戦国春秋編・冬のA 見ざる・聞かざる・止めざる
(引き続き、都内某中華料理屋にて)
佐藤人:しかし、ゾンビの存在がオーバーキルへの格好の口実になっているという副作用もありますよね?
知香:オーバーキル?
カケル:ヒットされた敵に、更に撃ち込む事ですよ。
知香:なぜそんな事が起きるんですか?いやがらせ?
カタヤン:僕もよくやられるんですが、撃ってる側が当たってる事を見てないしヒットコールも聞いてないんですよね。
林当家:それは射撃している側に原因がある場合だね。
一方、撃たれる側の問題としてはヒットコールをしない・声が小さい、ヒットされたアクションをとらないなんてケースがあるんだ。
金子:先ほどのカタヤンがやられるケースは、いうまでもなく射撃する側の問題で起きてますからね。
うちのチームでコールの小さい人はいませんから。
紅中兵:人参軍にヒットコールの小さい者は無用だ。
(といってイスの肘掛をパチッと)
金子:何やってるんですか!誰が消えるんですか!(笑)
林当家:撃たれる側の原因については、はっきりサバゲのルール違反だって事が明白だろ。
これは撃たれて文句いえる筋じゃあない。
一方、撃つ側の原因については、スキルの低さとかモラルとかが大きいね。
例えば、自分が撃った弾がどこに行ってるか・どうなってるか見てないで撃っている。
紅中兵:怖いねー。気違いに刃物状態だねー。
だいたい、どこに当たってるかみないでどうやって当てるんだろうねー。
林当家:あの辺怪しい、何かいるかも、で撒いちゃうんだな。
あるいは「何か動いた!」って舞い上がって敵味方確認もせずブッ放つ。
しかもフルオートで撃ちまくってる自分に酔ってしまい、周りが見えなくなってる。
でっかいボックスマガジンとか着けてる奴は要注意だぞ。
それと、マルイのドル箱になってる次世代電動、それに更に発射音がカン高くなるハイダーを付けて、けたたましい発射音で相手のヒットコールをちゃんと聞いてなくて射撃を止めない奴を何度も見た。
金子:こればっかりは「その銃うるさいから使うな」ともいえないので、使用者のモラルに頼るしかないですね。
林当家:いずれにせよ、撃たれる相手に対する配慮が欠けた行為だ。
そもそも着弾地点見てなくては修正射も出来ない。そんな奴がサバゲ上手い訳がない。
オーバーキルと味方撃ち(フレンドリーファイア)が多発するゲームは、参加者のレベルが低いから、こちらが思わぬ怪我を「させられる」恐れがあるので注意するように。
知香:はい、心得ました。
カタヤン:こういう手合いは・・・どうしたら良いんでしょうねえ。
林当家:まず声が小さいとかアクションとらない奴は、自業自得だな。
痛い思いして体で覚えてもらうしかないんじゃないか?
有料フィールドなんかだと開始前に「発生練習」をさせるところがある。
けど、それでも実戦ではコールがあげられない奴がいるんだな。
金子:この手合いと次世代電動でコール聞こえない聞いてない輩がブチ当たると・・・この世の地獄ですね。
林当家:全くだ。
だから我々の注意点としては・・・
オーバーキルされたら:とにかく大声で、&アクションでもアピール。
オーバーキルしてるのを見かけたら:周囲で気がついたら、ゲーマー同士が張本人に声かけて制止させる。
ってところかな。
そして何より、可能ならそんな奴を見つけたら近づかない事だ。
さっきも言ったように、オーバーキルだけじゃなくそれ以外にも問題児の可能性が非常に高い。
巻き込まれて不愉快な思いしても折角のゲーム日が台無しになっちまうからな。
知香:そうですね!
(宴は続く)