知香のサバゲダイアリー
−−−初心者入門講座−−−
Dプレーの楽しみ方その2「敵・発見!」
(引き続き、泪橋フィールドの奥フラッグより)
紅中兵:遅れるな、先手を取れ!
敵も高機動型が走ってるぞ!
よし、射程距離だ、発砲開始!
林当家:よーしこっから先は1人も通さねえ!
PPSHのフルオート弾幕を抜けてみろぃ!
黄チーム数名:ヒット、ヒット、ヒットーッ!
紅中兵:撃ち漏らしたのが3人、山に上がった!
本隊は我々を跳躍突進して山に上がり、これを最優先で掃討せよ!
金子:承知!
カケル、右から回り込んでくれ!私はこのまま直進して他の同志達と共に敵の足を止める。
カケル:了解!知香ちゃん付いてきて。右に走るよ!
知香:はいっ!
金子:友軍の皆さん、私と一緒に前進して下さい。3人潰せば山は我々のモノです!
友軍数名:オッケー!おい、このまままっすぐ前に敵がいるぞ!
敵兵A:オレは既にアンブッシュ体制に入った。そう簡単には見つからないぜ。そら、1
人目いただき!
バシュン!
友軍A:うわっ、ヒット!
敵兵B・C:やるな。じゃ、俺たちも。
バッバババ・・・
友軍数名:ヒット、ヒットーッ!
金子:何っ?たちまち友軍が!
これはカケルの合流まで何とか持ちこたえなければ・・・
敵兵A:残りは僅かか。では、オレは左に出て敵の後ろを取るとしよう。
(その頃、隘路口)
林当家:はっはっはー。出てくれば確実にヒットだからな。動けなくて隘路上でダンゴになってやがる。
紅中兵:ここは林当家1人で十分そうだな。私も山上の3名の掃討支援に回るので、後を頼む。
林当家:了解。敵は手も足も出ないでしょうからね。
敵兵壱:隘路口は封鎖されたが、足場の悪い下斜面をブッシュ沿いに進めば隙を衝けるかも知れない。
誰か回れないか?
敵兵弐:あ、前に行った事あるんでやりましょう。それでは!
(数分後、山の右寄り)
カケル:いい感じで交戦中の真右に付く事が出来ました。
金子さんと友軍が、敵3名と正面から撃ち合ってます。敵は正面しか視野にないようです。
我々はここ右側面からそーっと接近し、一気に戦況をかき回します。
知香:ドキドキしますね。
カケル:せっかく良い場所に来ましたが、ここで敵に見つかっては元も子もありません。
ブッシュより頭が高くならない様、気をつけて進んで下さいね。
それと、移動は急がなくて良いです。そのかわり不用意に草を揺らしたり枝を踏み折って足音をさせたりしない様に注意して下さい。
ここでは例外的に、ボクの真後ろか付いて来て良いですから、歩くルートに気をつけて。
知香:はいっ!
カサカサ・・・カサカサカサ・・・
敵兵A:敵も数が減っておとなしくなったな。味方の2人との挟み撃ちで纖滅してやるか。
カサカサカサ・・・
知香:(あれ、あそこで草が動いてるのって・・・)
カケル:だいぶ近づきました。
知香:(小声で)カケルさん、あれ!
カケル:んっ?
(小声で)ややっ、来ているのか?知香ちゃん、ストップ!その場で出来るだけ低くなって。
知香:(小声で)はいっ!
カケル:(小声で)もし相手の体の一部でも見えたら撃って良いから。草の動くところに照準を合わせておいて。
でも、良いかい、撃つのは直接見えた時だよ。草むら越しには撃たないように。貫通出来なくて無駄撃ちに終わるだけでなく手痛い反撃を受けるからね。
知香:(小声で)はい、気をつけます。
ああ、いよいよですね。
カケル:(小声で)ああ、もうすぐだ。
次回、遂に戦闘突入!