日  程 2003年2月8日〜10日
地  域 八ヶ岳縦走 本沢温泉〜硫黄岳〜赤岳鉱泉
メンバー 河野・平岡(記録) 画像はこちら

<R指定=八ヶ岳縦走記>

 蝶ヶ岳敗退記に続く、河野&平岡による冬山第二段は山小屋利用の楽々縦走、温泉入って硫黄岳登頂して最後の夜は赤岳鉱泉で豪華なディナー、とゆーお楽しみ満載企画、ナノダ。
 
1.美女二人湯けむり紀行

 2月8日、JR小海駅よりタクシーにて稲子湯到着。積雪約1m、比較的暖かく天気は良好、特に問題なく本沢温泉到着。ここ本沢温泉は冬期最高峰の秘湯なのだが、雪の斜面に囲いもない完全な露天風呂である。同室のおばちゃんに「お湯、真っ白だから大丈夫よォ〜、一緒に行こうよォ」と誘われ、タオル片手にいざ出陣。
 おじさん4名、おばちゃん1名の先達有り。皆の来い来いコールにンばばばッと服を脱ぎ、おじさん連中に向こう向かせて湯に飛び込む。
 はー、きっもちい〜〜〜!!!後方には真っ白にそびえ立つ硫黄岳、しかし誰もそんなの見ちゃいない。 わーわーぎゃーぎゃーおよそ大人と思えない程、騒ぎまくる。
 
 と、その時事件は起こった。平岡の目の前に、うら若き美女?との混浴にご機嫌満悦のオヤジ一名。「ビール、ビール!」ザッバー。 
わっバカ立つな、オヤジ!わーっ、ぎゃーっっ!▽§★¢£$∞♂♂♂!!!
 
「こんなチャンスもう二度と来ない!」と、オッちゃんがどんどん入って来、温泉がいっぱいになってしまったので出浴(ってゆう?)。

 小屋への帰り道、やおら気持ちが悪くなり、雪道にしゃがみ込んでしまった。オヤジの●●●のせいかと思ったが、河野嬢も同様に吐き気を催していたので、湯当たりのようであった。

2.硫黄岳登頂

 翌朝、8:30出発。遅いですねー、小屋の朝食が7:00からだったのさ〜。
 小屋を出て歩くこと十数分。ボクの前に道はない。ボクの後ろに道はできる。「あぁ自然よ!!」・・・・じゃなくて、アカンがな。出だしいきなり失敗。小屋に戻って地図を見直し、軌道修正。ってゆーか、全然方向違ってたし。
 雪道は意外としっかり踏み跡があって、楽チン楽チン。歩くこと自体が楽しー!
 夏沢峠あたりで先頭集団に追いつく。え、先頭?聞くと、我々よりも2時間も先に小屋を出発されていた、との事。ラッセルありがとうございました、助かりました!!

 森林限界を越えた辺りでアイゼン装着。サクッサクッとあぁ快感!紺碧の空と雪と氷の世界が、ん〜厳冬っポイ、厳冬っポイ!(ビジュアル的に、ね)
 河野嬢がHP用の写真を撮るのでこっちを向け、言うのでアイゼン踏みしめピッケル振り上げ、アルピニストを気取って見せたが「イラン事せんでエエ」と一蹴されてしまった。河ちゃまってば冷たいわん。今、岳士会HPのトップを飾るは硫黄岳登頂直前のワタクシなんだよーん。(2003年2月現在)←ごめん、もう変えた。(管理人より)

3.ちょー豪華!赤岳鉱泉の晩御飯

 赤岳鉱泉についたのが昼過ぎだったので、その日の内に下山もできたが、予定通り鉱泉に投宿。豪華で有名な晩御飯を食べるため、である。
 メニューだけをざっと書きますね。
  ・ ご飯 漬け物2種類食べ放題 ← コレがまた旨い!
  ・ 生野菜(胡麻ダレつき)
  ・ カニ汁
  ・ 八宝菜(何とホタテまで入ってんの!)
  ・ フルーツ(イチゴ、ピンクグレープフルーツ、オレンジ)
 すごい、すごすぎる・・・・・・。 

4.アプローチ情報等

(1) 最寄り駅(JR小海線小海駅)まで

   = 京都−(ちくま)−長野−(新幹線あさま)−佐久平−(JR)−小海
  塩尻で乗り換え、小淵沢経由で小海に向かうのが最短ルートだが、塩尻で時間が空くので、
  長野経由にした。塩尻のような小さい駅で未明に2時間待つより、車内で寝てる方が良いと
  考えたためである。その場合、各駅の待ち時間は20分程度。自由席利用の場合、長野経由=
  11,930円、小淵沢経由=10,160円也。
  因みに我々はちくまグリーン車使用。4,000円余分にかかるが、あのシートの快適さには
  変えられない。たっぷり眠れたお陰で体調は万全だった。コレ、おススメ!
  阪急バスが大阪→京都→長野を走行しており、こちらは夜出発が遅いのと安価なのが魅力
  であるが、すぐいっぱいになってしまう、との事。電話予約可。

(2) 小海駅から稲子湯まで 
  事前確認で、タクシー会社に「たくさん待機しているから予約なしでも大丈夫」と言われたにも
  関わらず、駅に着いたら誰もいない。電話して来て貰い事なきを得る。所要時間約20分、
  4,000円也。 無雪期にはバス運行、800円也。

(3) 小屋状況
  本沢温泉=連休以外は人はまばらだそう。今回の飛び石連休では約30人。要予約。
          天狗岳往復もしくは温泉目的の登山客が多く、鉱泉側に抜ける人はまれなので、
          トレースはあてにできない。したけど。
          露天風呂の他、内湯あり。ランプ明かりの石楠花の湯もかなりマル。
  赤岳鉱泉=予約不要。小屋泊まりはもちろん、テント泊でも調理用の水が採れる。
          ご飯がめちゃ豪華!(もう分かった、ちゅーの。)

(4) 下山後
  美濃戸口に温泉あり。太陽館はまたもや閉まっていたもよう。やっぱ潰れてるの??
  美濃戸口からJR茅野駅までは2時間おきにバス有り。所要時間50分、910円也。

支離滅裂でゴメンナサイ。 以上  


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