MOTOライブレポ7
2005. 2.20 NHKホール「TheSunTour´04−´05」ファイナル
「TheSunTour」ツアーも愈々ファイナル。楽しみな反面、寂しさも抱えつつ嫁と渋谷に向かいました。
渋公、神奈川県民ホール、今まで見た2回とも本当に素晴らしいライブで・・もう「終っちゃうんだなあ。」という感慨もひとしお。
ライブやツアー全体に感じたことを中心にレポします。
(曲目)(席NO:1階C13-12,13)
(第一部)1.Back To The Street/2.So Young/3.Happy Man/4.ヤア!ソウルボーイ/5.ぼくは大人になった/6.また明日/
7.風は手のひらの上/8.99BLUES/9.インディヴィジュアリスト
(第二部)1.月夜を往け/2.最後の1ピース/3.恵みの雨/4.希望/5.地図のない旅/6.観覧車の夜/7.君の魂、大事な魂/
8.明日を生きよう/9.DIG/10.国のための準備/11.太陽
(アンコール1)1.ByeBye HandyLove/2.アンジェリーナ
(アンコール2)1.悲しきRadio 〜メドレー/メンバー&スタッフ紹介 2.Someday
(ライブ前)
相変らずの前オフ(笑。すっかり恒例になっちゃいましたね(笑。
渋谷駅近くでWendyさんとあすかさんと落ち合い、タワレコで買い物。僕はハナレグミと祥子さんプロデュース紗希ちゃんのCDを購入。
会場近くのイタリアンレストランにあすかさん、BBNさん・患者さん・ばやさんに仙台から遠征のWendyさん、おがさわらさんとランチ。
美味しいパスタやピザ、ケーキを食べながら色々話した。ライブ前のこの「とき」って本当に好きだなあ。
会場に向かう途中で妙なデザインの「宣伝カー」を見てみんな笑う。NHKホール前でまたまた色んな知り合いに逢ってご挨拶。
席はステージ前正面中央。とても観易い位置。開演を知らせるブザーが鳴る。客入りBGMがなってる段階で手拍子と歓声。
この盛り上がりぶりが「ツアーファイナル」って事を改めて感じさせる。赤坂泰彦さん(?)のナレーションでライブ開始。
(第一部)
幕が上がり元春&ホボキン登場。元春は白いスーツ。コロちゃんとKyOnさんはお揃いのストライプスーツ。
拓ちゃんは左側に陣取る。富雄さんは黒ずくめ。
どういう訳かしータカのドラムの前にアクリル板があって、元春の背中と足が映ってたのがおかしかった。
最初、アクリル板があるのが分かんなくて、映った元春の背中をしータカの胴と足と勘違いしてた。(^^;
ちょっと元春の声が外れたり、サウンドがハウリングしてたけど気にならない。
今回のツアーで特にお気に入りは「僕は大人・・」と「風は手の・・」。この2曲の良さをライブでまた知ったって感じ。
TOMMYさんのベースがボトムが効いててイイ感じ。「99」と「インディビ」で元春&ホボキンも弾ける。
盛上がる一方で手堅い感じの演奏。ウーン、もう少しブチ切れて欲しい感じも。
(休憩時間)
第一部の後の休憩時間は外のホールで休む。村上淳らしき人とすれ違ってビックリ。
更にはソファで西本明さんがドリンクを飲んでるのには更にビックリ。ファイナルだけあって色んな人来てるなあ。
(第二部)
第二部は「TheSun」の曲中心。
大好きな曲「希望」「地図のない旅」にはやっぱりジンと来たけど、KyOnさんが珍妙なアクションで、キーボード弾いているので
泣きそうな、笑いそうな・・中途半端な状態に陥ってしまった。(^^;
「君の魂」の前の「3世代が集るライブなんてそうはないだろう?」の元春のトークはお馴染みだけど楽しい。
「DIG」では盛上がってるけど、もっと行っちゃってイイのでは?と思ってたら、元春が「みんな兄弟になろう」と云って
「BeMyBlother」「BeMySister」を客席とコール&レスポンス。これで一挙にスイッチが入った!理性が飛んだ!
元春、KyOnさんにマイクを向け「WooLala」を歌わせたり、KyOnさんと拓ちゃんでくるくるダンスしたり・・・もうGOGOGO!って感じ。
続いて「これでもか!」の「国のための準備」。この曲の疾走感は何度観てもエキサイトする。
そして・・・「太陽」。暗闇に包まれたステージ。元春の歌と共に太陽が昇り、蒼空が目の前に広がる。
オレは、この蒼空を観たくて・・きっとここに来たんだ。広がる空を前に、とても満ち足りたキモチだった。
(アンコール)
アンコール前の客席はもう大盛り上がり。後ろの方からは男の子の野太い「棟梁!棟梁!」の声が聞こえる。
隣の女性は「元春」と何度も叫んでいる。ステージ脇でスタッフが拍手を煽る。凄い光景だった。
元春(白いシャツ)とホボキンが登場。もう場内は怒号の様な声を上げる。元春は「おどってる?笑ってる?」と客席を煽る。
「アンジェリーナ」では元春は客席にマイクを向け、歌わせる。客席はもうヒートアップ。
ここで一旦メンバー引っ込む。幕合いに走り去る元春の真似をしてコロちゃん、KyOnさんが走り去る姿に大笑い。
まだまだアンコールが止むわけ無い。元春再度登場「もっと高い処に行こう」「昔の曲は今を楽しむためにやるんだ!」
何度聴いても飽きない呼びかけ。元春のスライディング、拓ちゃんのダンス、KyOnさん&コロちゃんのギター、
まるで夢の様に広がる光景。客席との終らない「シャララ」のコーラス。「もっと高い処に行こう!」と叫ぶ元春。
ここで一旦終了しスタッフ紹介。スタッフのおどけた挨拶。元春の感謝の言葉。客席からの温かい拍手。
まだまだ客は許さない。ステージ上で始まる会議・・・そして「20代には20代の〜40代には40代のいつかきっとがある」
「希望の歌を歌おう」「証明しよう」で始まった「サムディ」・・・。
元春は泣いていたのだろうか・・声が掠れていた。客席にマイクを向けて歌わせる。
普段のライブで僕は「サムディ」を一緒に歌わない。いつも聞いている。でも今回は一緒に歌った。
NHKホールで「サムディ」を歌いながら数年前・・あるライブのラストで聞いた「サムディ」を思い出していた。
きっとあのとき僕は「サムディ」を本当に好きになったのかも。ライブでこの曲聴くのは本当に久しぶりだなァ。
今回のツアーファイナルで最後に・・この曲を聴けて良かったな。良かったな。
そして元春、ホボキンのメンバーは感謝の言葉と客席にマイクを向けて「TheSun」ツアーは終了したのでした。
(ライブ後)
ライブ後はまたまたお知り合いと集って呑み会。
村上なっちゃんやばやくん、お久しぶりの瀬田さんや悠理さん、遠征して来た祐吉君・忠太郎君も加わって
総勢何と20人!ライブ後の興奮で頭が滅茶苦茶になってる幹事のワシ。忠太郎君が仕切ってくれたお蔭で無事呑み会も進行。
元春のアクション、ボ・ガンボス、嫁がBlogに書いた「足縛り」の事、それぞれの近況、少女漫画の話・・もう話題は尽きることが無い。
楽しいねェ。良かったねェ。ただただ、そんな感じだった。
楽しい呑み会も締めて、駅に向かう。友人たちとまたの再会を誓って別れ、ウチに向かったのでした。
(そして最後に)
アルバム「TheSun」とそれに伴うツアー。それはいつものツアーと比べて自分にとって「特別」だったような気がする。
「TheSun」で描かれた歌がかってない位現在の自分に結びついたから。「TheSun」の曲の中には自分がいたから。
ともかく「TheSun」の曲をライブで聴きたかった。
今回のライブで演奏された「ぼくは大人・・」「風は手のひら」「希望」や「地図のない旅」・・今自分が感じてる事がそのまま歌われてた。
そして・・「太陽」。この曲をライブで観れて本当に良かった。「ここにいる力をもっと」あのフレーズをライブで聴けて良かった。
更にNHKファイナルでは「サムディ」も聴けた。・・・
今回のツアー、ライブを観る度、「満たされた」キモチになった。いつも弱ってる時にライブを観て・・その度力をもらってた気がする。
また今回のツアーで逢いたい人、久しぶりの人に逢えた。ライブ前後の友人との集りも満たされたキモチを与えてくれた。
もしかして・・日常の中でこんな瞬間を求めて生きてるのかも知れない。こういう「瞬間」があるから日常を生きていけるのかも。
今回のツアーを終って、何か「いつか、きっと」を信じたいな、信じる力を、強さを持ちたいってそんなキモチになった。
ともかく素晴らしいライブをありがとう!元春&ホボキン!
以下、まだまだ続く・・
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