一日一日が、宝石のように輝いていて。 そんな日常が続くかどうかなんて、考えた事はなかった。 新しいモノ、楽しいモノ、大変なモノ、危険なモノに振り回され、じっくり考慮する暇がなかった所為もあるし。 ―――いつか来る終焉が、怖かったのかもしれない。