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ユヴァル・ノア・ハラリ
ホモ・デウス(上下)◎◎◎◎
副題に「テクノロジーとサピエンスの未来」とあるようにテクノロジーにより人間は自らをアップグレードしていくがはたしてその未来はどうなるのか。 生物はただのアルゴリズムであることが昨今の科学的考え方になっている今日、知能はコンピュータに置き換えられていき、高度なアルゴリズムが、人間が自分自身を知るよりも良く私たちのことを知るようになった時、社会はどうなるのか…。 2018年9月20日発行。河出書房新社。各1900円。2019年3月10日読了。

コリン・ウィルソン+ダモン・ウィルソン
世界不思議百科◎◎◎◎
世界中の不思議を「自然」「幻獣」「歴史」「事件」「超自然」「超心理」の分類で掘り起こす。表の歴史には記録されなかった不思議な話の集大成。「シェイクスピアとは誰だ(真の作者を探せ)」や「永遠の美女モナリザはどこにいる」「聖杯発見 レンヌ・ル・シャトーの財宝」など興味をそそります。こういった不思議な話は「Xファイル」などの元ネタになっているんですね。オカルトのような話もありますが、いたってまじめな本で、初版は1989年ですが今も重版されています。青土社。1989年6月30日発行。2400円。2011年7月31日読了。

サイモン・シン
暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで◎◎◎◎○
アトムからビットへ。現在急速に進行しつつあるデジタル革命は、社会構造を根底から変えてしまう。既存のメディアはどう対処すべきか?社会はどう変化するのか?をMITのデジタルメディアテクノロジーの権威が語る。アスキー出版。1995年11月1日発行。96年2月3日読了。

ニコラス・ネグロポンテ
ビーイング・デジタル◎◎◎◎
アトムからビットへ。現在急速に進行しつつあるデジタル革命は、社会構造を根底から変えてしまう。既存のメディアはどう対処すべきか?社会はどう変化するのか?をMITのデジタルメディアテクノロジーの権威が語る。アスキー出版。1995年11月1日発行。96年2月3日読了。

荒俣 宏
大博物学時代◎◎◎
18から19世紀に開花する博物学は、多くのスリリングな「仮説と幻想」のドラマを生み、ライフサイエンスの源流となった。その18世紀から20世紀初頭までのもっともファンタステックな綺想科学者列伝。工作社。1982年12月10日発行。
開かずの間の冒険◎◎◎
博物学の巨人南方熊楠、探偵小説作家江戸川乱歩、鏝絵の名人伊豆長八など14の蔵に秘められた宝物の謎を解き明かす。平凡社。1991年10月22日発行。
広告図像の伝説◎◎◎
日本の有名企業のマーク(商標)に秘められた謎を追ったもの。福助からカルピスまで様々なマークに秘められた意味を解説。たとえば、「三越の○に越のマーク」では越の字の3個所にある「はね」は七・五・三になっており、縁起が担がれている。 平凡社。1989年8月21日発行。
ダライ・ラマ(山際素男)
ダライ・ラマ自伝◎◎◎
いかにして活仏となったか、ティベットの宗教と文化は今どうなっているか、中国はティベットに何をしたか、亡命生活は私に何をもたらしたか…ダライ・ラマ自身が語る。文藝春秋。1992年1月25日発行。

S・W・ホーキング
ホーキング、宇宙を語る◎◎◎
現代最高の理論物理学者、スティーヴン・W・ホーキングが、この宇宙はどうやって生まれ、どんな構造をもっているのか?はじめて一般読者向けに、みずからの理論を語った。

ルパート・シェルドレイク
生命のニューサイエンス◎◎◎◎
「ある地域に新しいリアリティに目覚めた人が輩出すると、その途端に何らコミュニケーション手段をもたない各地の人々が同じ意識にめざめることがありうる…」''形態''の問題に「形態形成場」の仮説を軸に挑む。

ケネス・ペレティエ
意識の科学◎◎◎
病やストレスから創造的なエネルギーを引きだしうるか?右脳と左脳、意識と無意識のダイナミックな対話は復活するか?死の恐怖は克服できるか?など意識を科学する。

堀 源一郎
宇宙と星の謎◎◎
夜はなぜ暗いのか、宇宙の中心はどこか、宇宙に果てはあるかタイムマシンは実現可能か、光速ロケットは出来るか…などに答えていく。大和書房。1984年12月30日発行。

横尾 忠則
彼岸に往ける者よ◎◎◎
1976年から1978年にわたって、 月々の心の動きを書き記した。スペインでダリに会ったことや柴田錬三郎の死など…
我が坐禅修行記◎◎◎
雲水の前では自分がどういうわけか、汚れてみえた。また小さくも感じた。だが雲水の上に自分の姿が重なっていくような気がしないでもなかった。次第に僕の中に禅への憧れと冒険心のようなものが沸き起こってくるのが感じられた。本文より
インドへ◎◎◎
念願の地インドの混沌たる現実に圧倒されつつも、瞑想と坐禅を通じて宇宙感覚への飛翔と超越意識のトリップを試み、自己の内部への限りない旅を続けた芸術家の異色旅行記。
方舟から一羽の鳩が◎◎◎
滅亡への危機感から模索の過程を経て、今一条の幽かな光に向かい「救い」への旅立ちをしようとする横尾忠則の思索と行動を綴ったエッセイ集。

桐山 靖雄
密教誕生◎◎◎
真言密教を知ろうとする多くの人々が、弘法大師空海からスタートするのをよくみうけるが、それではほんとうの密教を理解することは出来ない。空海はスタートではなく、終点である。そういう意味での「八宗論議」を、初学の人々にわかりやすく書いてみた。あとがきより

中沢 新一
ブッダの方舟◎◎◎
現代思想のトップランナーと怪奇小説の第一人者、夢枕獏が富士、比叡、生駒、葛城、高野で仏教、思想、科学、文学、宇宙論等々を縦横に、スピーデイに鋭く語り合う。
南方マンダラ◎◎◎
植物学・微生物学・民族学の各分野で活躍した南方熊楠が明治期のもっとも開明的な僧侶の一人、土き法竜に宛てた書簡を中心にまとめたもの。河出文庫。1991年6月4日発行。

佐藤 幸治
心理禅◎◎
禅とはなにか? 禅の功徳、坐禅について、悟りとは? 人格について…など、東洋の智恵と 西洋の科学の両面から心理学的な立場で解説。創元社。1962年6月1日発行。

C・カズー/S・スコットJr
超古代史の真相◎◎
アメリカ大陸の真の発見者は?古代宇宙人飛来説とナスカの地上絵、科学者はUFOをどう考えているのか?イースター島秘史アトランティス大陸の正体…など世界の謎に科学者が挑戦した超古代史論の決定版。

C.G.ユング
分析心理学◎◎◎
1935年、スイスの分析心理学者ユングは、ロンドンのタヴィストック・クリニックに招かれ、5回の講義を行なった。この講義は、難解なユング心理学へのもっとも簡潔で明快な入門。みすず書房。1976年2月28日発行。

柳田 邦男
フェイズ3の眼◎◎◎
フェイズ3とは、大脳の活動がかなり活発で適度な緊張感と注意力がはたらいている状態で、分析力や予測能力がもっともよく発揮される。あらゆる出来事を大脳の意識レベルというフィルターにかけてみると…

フリッチョフ・カプラ
タオ自然学◎◎◎
現代物理学の概念は、東洋の宗教、哲学思想と驚くほど類似している。二十世紀の物理学の基盤である量子論と相対性理論によって、物理学者はヒンドゥー教徒や仏教徒やタオイストと同じ世界観をもつようになった。

赤塚 行雄
「気」の構造◎◎◎
記紀から近代文学まで、さまざまな文芸作品の用例研究を柱にして、「気」という、つかまえどころのない概念をはじめて立体的に分析した。

松岡 正剛 / 杉浦 康平
全宇宙誌◎◎◎◎
編集・松岡正剛、アートディレクション・杉浦康平による空前の「星書」!