■■■ スキー道具の破損例 ■■■
壊したんじゃありません、壊れたんです。
■ Case 1 : ビンディング | |
破損日 | 2001年5月 |
場所 | 北アルプス 薬師岳の近く |
破損物 | ビンディング:ディアミールT |
破損状態 | ヒール部分固定3箇所のうち2箇所がネジごと板から剥離、ヒール高さ調節用の部品が壊れ、調節不可に。 |
破損時の 状況 |
薬師岳に向けてシール登行中、バランスを失って転倒。滑落中に板が外れた。 滑落停止しようとバタバタしている内に雪面との強い接触で破損したものと思われる。針金とビニールテープで応急処置。 その後3日間滑走したが、針金はエッジにかかっていたので何度か切れ、その度に処置し直す。 |
教訓 | 歩行中気を抜かないこと・すぐ何とかして滑落停止すること。 山スキーには針金必携!もしなかったら応急処置は無理だった。 ぶっ飛んだネジ・壊れたヒールは、購入店ではない登山店で入手できた。 |
■ Case 2: ビンディング | |
破損(発見)日 | 2000年12月 |
破損物 | ビンディング:ディアミールT |
破損状態 | トゥピース割れ |
破損時の 状況 |
山スキーMLで盛んに破損例が流れていたので、自宅で点検中するとやはり壊れていた。登山店で交換してもらった。 |
教訓 | 滑走前の靴装着時に、ビンディングを靴の雪落としに使わない! |
■ Case 3: スキー板 | |
破損日 | 2000年5月 |
場所 | 北アルプス後立山 黒部湖の近く |
破損物 | スキー板:ダイナスター"イエティ" 4シーズン目 |
破損状態 | スキー板折れ |
破損時の 状況 |
立山・雄山谷滑走後、スキー板をザック両脇に括り、上部先端をバンドで固定。 約20分後、登山道を歩いている途中で片方がビンディング爪先側を支点に内側に折れていた。 エッジは繋がっていたため、下山後、1.5p×15pの薄いプレートを購入し、ビンディング下部に2枚はめ込んで接着剤で固定。 その上からビニールテープで板ごと覆おう。翌日の針ノ木岳では、慎重にゆっくり滑走し、何とかそれ以上の破壊を免れた。 その後板は粗大ゴミへ・・・。 |
教訓 | 後日、ビンディング取付部分のネジから水分が入り、板が内部で腐っていたことが判明。 ネジ止め部分には、防水処理を施す! スキー使用後はよく乾燥させる! |
■ Case 4: スキー板 | |
破損日 | 1999年2月 |
場所 | 海外某スキー場 |
破損物 | スキー板:K2 10年近く使用(姉のお古)。 |
破損状態 | エッジ部分が板から剥離。ちなみに本人は帰国後仙骨骨折と判明。板は粗大ゴミへ・・・。 |
破損時の 状況 |
コンタクト・サングラスを着用し、ゲレンデ滑降中。風が目に入り、涙が出てくるため前方が滲んでよく見えていなかった。 雪不足のため岩が露出していたのに気付かず、板が岩に乗り上げ、バランスを失い転倒。前方に大きく一回転して岩に強打。痛かった(涙)。 |
教訓 | スキー滑降時は必ずゴーグル着用! |
■ Case 5: ストック | |
破損日 | 2003年1月11日 |
場所 | 志賀高原 ジャイアントスキー場 |
破損物 | ストック:ブラックダイヤモンド フリックロック式3段ストック |
破損状態 | ストック最下段接続部から約5pのところで折れた。 |
破損時の 状況 |
ゲレンデ滑走中、転倒した時に折れた模様。恐らく板かビンディング等で打ち付けたか。 折れても最下段が短いのが気にならなければ、使用には問題ない。 |
教訓 | アルミのストックがこんな簡単に折れるとは。 カーボンの3段式を是非つくって欲しい。今の2段式は可動させ一番短くした状態で適度な長さだから2段にする意味が全くない。 |