日 程 | 2007年8月7日〜9日 |
地 域 | 大峰 中ノ川遡行 |
メンバー | 浜矢夫妻(記録) |
奈良を昼前に出て、買出しやら済ませてR168を南下。旭林道に入り帰りは釈迦を越えて戻る予定なんで、林道は旭の川との分岐に車を止めて歩き出す。 分岐のすぐ上では工事をしていて、以前台風で土砂崩れがあり、上から落ちてきた土砂がかなりの被害で現在工事中。 川に着きゆれるつり橋を渡ろうとするが大きな蛇がいる。横を走りぬけて対岸に渡り仕事道が急登なんでバテバテ。 モジキ小屋に着く頃に日も暮れだして、流木も少ないので焚き火はなしで川原にマットを敷いて宴会。 次の土曜日は泳いだり滑滝を鑑賞したりでノンビリと進む君。 水も少なくなってきてステキな川原があったんで2日目のテン場とする。 先日の雨か流木が湿っていて中々焚き火が安定しない。根気よく仲間ゆきえが印刷してあるうちわであおり火を大きくする。 残してあった酒を全て出して宴会。 3日目、歩き出して10分もすると水が切れだした。再び出てきた水をポリ容器に詰めて確保する。 枯れ滝を巻きながら進むが壁が立ってきて、高さは無いがチョックストンの悪い滝が出てきて左岸を巻きに入る。 枝で支点を取りながらザイルを伸ばし泥壁を這い上がる。 途中モンキークライムなどしながら笹をかきわけなんとか七面山に到着。 七面山から見える向かいの釈迦が岳までいくでえ、といったらびっくりしていた。 しかし、あそこまで歩くのは少々うんざりするが仕方が無い。奥駈までの道?は踏み跡が少なく不安になるが、ところどころにあるテープを確認しながら進む。 小ピーク手前で上から軽快にあるいてくるおっちゃんに会う。この道で人に会うとは!とびっくりしていた。 お、奥駈道はどこですか?と聞くと、そこを越えて右下に延びていると聞き安心。 おー、はっきりした道やあ、奥駈道。 そこからが長かった。 途中何度も休憩しながら釈迦が岳に着いたときは、へたりこんだ。 ヨメハンはネオプレンのソックスが靴擦れをおこし痛いみたい。あと少しと歩き出すが意外と林道まで遠くて中々着かない。 暗くなってきたのでヘッドランプを点ける。 薄暗い藪の中に鈴の音が響き、なんじゃ??と思ったら一人の山伏が現れた。早そうなんで先に行ってもらう。 道はさらに暗くなってきてヨメハンのヘッドランプは壊れているので、わしの一つで明かしながら進む。 何度もころぶ。 もうすぐ林道というとこでほら貝の音が聞こえる。先に着いた山伏が吹いているのでしょう。 やっと林道着。 車の中で山伏が着替えをしていた。 キレイなトイレがあり人を感知して明かりが点いた。 車はかなり下の二股に止めてあり、重い荷物を置いてわし独りが取りにいくことにする。 ヘッデンひとつで歩いていくと後ろから車がきた。 通り過ぎていった・・・ しかたがないと歩いていくと、先ほどの車が止まっていて、ふもとまで乗っていくかと誘ってくれる。先ほどの山伏さんである。助かったあ 乗せてもらい色々話をする。3キロほど下ると車がありお別れ。 エンジンをかけ、きた道を戻るが車は、ありがたい。 |