日  程 2006年8月30日
地  域 奈良県 大峰 池郷川中流域上部ゴルジュ帯・沢登り
メンバー 一本松(記録)・島添

以下、先日行った沢登りの報告です。

期日)8月30日日帰り
山域・目的)大峰・池郷川中流域上部ゴルジュ帯・沢登り
行程)6:30林道ゲート発〜7:30二俣〜10:00上流域 11:20上流域発〜12:30ゲート〜16:30神戸

池郷川中流域を計画した日は生憎、仕事の関係で夕方6時半には神戸に帰らなければならない。近場の沢も考えたが、中流域の上部だけでもトレースして、下山ルートを見極めておきたいと思い、実行に移した。

8月29日夜神戸発、池原ダム近辺にて仮眠。

翌30日6時林道に向け車を移動。車止めから林道を5分ほど歩いた付近にあるカーブミラー横にある道を下る。10分ほど下ると道はT字路になる。真下には林で見え憎いが大又川。道を左にとるとおそらく終了した後の大又川からの下山ルート。右に道を行くと、すぐに大又川への枝沢に出た。それを下降するとすぐに大又川に合流。そのまま歩いて下り二俣に到着。そこでウエットに着替え、ハーネス、登攀道具を身に着ける。そして泳ぐ。その次も泳ぐ。

その次のちょっとした滝はトップはショルダーで上がり、セカンドを上から長スリでサポート。そしてまた泳ぎ、10m二条の滝に着く。ロープを着け右岸から上り、落ち口から3mほど上の斜面にある立木でピッチを切る。次はそこから落ち口まで懸垂気味に降り、3m滝の左岸にある残置ボルトにアブミをかけバンドにあがる。そこからヌルヌルのバンドを左上して立木でビレー。残置ハーケンは豊富にあった。

そこからはロープを使うことなく、楽しい沢登りでゴルジュを抜け出た。
上流域で大休止のあと下山にむけて出発。
左岸からの枝沢を過ぎる頃、右岸から涸沢の横手小屋谷が入る。しばらく登ると行く手に苔むした石垣に出くわす。その付近から左に道を探しながら適当に行くと道らしくなってくる。そこからはほとんど水平に進み、途中、何箇所かの沢で道がわかりにくくなるが、歩きやすい所を探していくとまた明瞭な道になってくる。そして大又川に出る。
右岸に渡ると小屋跡に出る。川に沿って少し下流に行きながら道を探すと、次第にはっきりとした道になる。
その後も数本の枝沢を横切りながら、歩きやすい所を進むと立派な道になってくる。
そして朝出くわしたT字路に到着。油断すると行き過ぎるので木にテープを巻き付けておいた。
そこから急な道を登りきると15分で林道。

車まで帰り蛭チェック。渓流靴に2〜3匹引っ付いているが被害は無かった。

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