日  程 2004年11月23日
地  域 兵庫県 雪彦山・地蔵正面壁 加古川〜紅稜会・上昇気流 フリークライミング
メンバー 荒木(須磨労山)・西村(記録)

[日 時]2004年11月23日(火)晴
[ルート] 地蔵正面壁 加古川〜紅稜会・上昇気流 フリー
[時 間]加古川〜紅稜会開始9:15 -> 頂上12:00
     上昇気流開始13:30 -> 頂上15:30

雪彦の集合場所に8時35分に着くと、荒木さんが一人で座っている。ん?聞けば早くつきすぎたため、石田さん・川崎さん組は先に出発されたらしい。急いで用意をして地蔵正面に向けて歩き始める。
天気が良くて非常に気持ちが良い。ゆっくり歩いて展望台到着。壁を見るが誰もいない。珍しいことに貸しきりです。ラッキー!
一般道から分かれて壁へのトラバース道の沢状を横断する所で木が倒れている。前回の台風による雨で倒れたようだ。多少足場が悪くなっています。

加古川〜紅稜会

1ピッチ 45m 5.10c 荒木リード RP
取り付きのフェースから直上しだんだん傾斜が増してくるフェースを抜けて、凹状のスラブを登りビレー点へ。落ち着いた確実なクライミングでRP。お見事でした。小生もフォローながらテンションがかからないよう慎重に登る。

2ピッチ 35m 5.11b〜c 西村リード RP
階段状から小ハング沿いに右上し左上のスラブに立ち込むところでテンションが入った。ムーブを探り、壁が貸しきりなので取り付き迄降ろしてもらう。(後続のパーティが居なくて良かった。)
2便目案外上手くスラブに立ちこめた。やったー。慎重に縦のガバホールドを取りかなり体を寝かせて左上のガバをつかんだ。体が伸びきっているのでスリップしないように注意して立ち上がった。ここからはテンションが入らないようにと考えると、すごく体が硬くなったが、上部凹角の下で十分レストをし気合いを入れてレイバックで一気に越した。

3ピッチ 15m 5.9 荒木リード RP
易しいフェースを登り頂上へ。道具をかたづけてすぐに下る。取り付きにて昼食。


上昇気流

1ピッチ 30m 5.10b 西村リード RP
フェースの凹角状を登りセッピコルネッサンスのビレー点手前で右にトラバースして上昇気流のビレー点に入る。

2ピッチ 20m 5.10b 荒木リード RP
段になったフェースを登る。

3ピッチ 20m 5.11b 西村リード 
傾斜のきつくなったフェースのこまかいホールドをひらって登るが、きつい。2ピンほどA0で抜けてビレー点のバンドへ上がる。ここは、小生には難しいです。

4ピッチ 30m W〜V級 荒木リード RP
正規ルートは、バンドから直上して、左へトラバース気味に頂上へ抜けるのだが、時間も迫っているので、北稜(右稜・右カンテ)通りに登り頂上に出る。

急いで道具を片づけて、下り始めると東陵から川崎さんのコールがかかる。頂上へ戻り、石田さん・川崎さん組の到着を待って一緒に下山しました。

地蔵正面 加古川〜紅稜会ルートは、トレーニングで何十回となく登ったルートで小生にとっては思い入れの強いルートです。オールフリーで登れて本当に嬉しく思っております。これもひとえにトレーニングにつきあって下さる皆々様のおかげと深謝致します。

以上で報告終わります。

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