日  程 2004年10月27日〜29日
地  域 岡山県 備中・長屋坂 フリークライミング
メンバー 藤田(由)・藤田(誠/記録)

藤田セイジです。10月27日〜29日で備中に行ってきました。

27日早朝、自宅発。天気予報に反して、まだ雨が降っている。現地に着く頃には、なんとか雨もあがる。今回は2ルンゼを登りたかったので、様子を見に行くが、濡れていて目的のルートは登れそうにない。というわけで、いつもの長屋坂へ。こちらは、ほとんど雨の影響は無さそう。

さて、長屋で何をやるかはあまり考えてなかったのだが、頑張って「吹屋の娘」(5.12c)をやることにする。今年は遠方の岩場でも、できるだけ高グレードに挑戦するよにしてきた。それまでは、すぐに弱気になって、登れそうなグレードに取り付くことが多かったし、それはそれで、とても楽しいのだが・・・。
サワッチの方も、無理は承知で、「黒島の交差点」(5.11c)をやることに。こちらは、核心が短いぶん、厳しいムーブをこなすパワールート。

この日は「吹屋の娘」の上部核心が濡れいて、また、迷い犬の乱入騒ぎもあり、各駅停車で抜けただけで終わる。

28日は晴れ。いちよ2ルンゼを見に行くが、さらに染み出しがひどくなっていて、今回は無理そう。よって長屋に行くが、こちらは日が射している間は、暑くて暑くて裸じゃないと登れない。

さて、昨日濡れていた上部核心もほぼ乾いており、ムーブを探るが、厳しい。そこまでは何とかノーテンでつながるがようになるが、・・・無理っぽい。まあ、自分としては、このグレードに取り付けるようになっただけでも嬉しいので、悲壮感は全くなく、今回は結構お気楽。

サワッチの方も、やる度に確実に進歩しているので、まあまあ満足そう。

29日。本来、30日まで滞在予定だったが、急に雨の予報に変わったため(今年はこればっかり)、早起きして岩場に行く。予報では昼過ぎに降り出すといっているので、アップもそこそこ、取合えずヌンチャクを掛けに行き、再度、核心部のムーブを確認する。

そして1回目のトライ。核心部下部まで到達し、頑張ってレストする。何度も、「行ける、行ける」と念じて、核心へ。ここから終了点までまったく気を抜けない。クリップ1本飛ばしで、最後の最後で落ちそうになりながらも、かろうじて耐えて登ることが出来ました。今回は、まだ無理だろうと思っていただけに、かなり嬉しかった。今年は結構、駄目もとで登れることが多かった。逆にこれは登れそうと思っていたのに手間取ったりすることも。
 
サワッチの方は、かなり気合が入っていて、凄く進歩しているのだが、もう、かなりヨレテいるし、僕もそうだが、指の皮が限界で、ホールドを握れない状態で、今回は登ることが出来ませんでした。

というわけで、天気は夕方までもちそうだったが、早めに切り上げて、帰宅しました。

今回は1本しか触ることが出来なかった。なかなか備中に行く機会もないので、ちょっと勿体無いきもするのは、するなあ・・・。

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