日  程 2003年2月22日
地  域 Doragon Climber's Bolder GIG in PUMP OSAKA
メンバー 河野(記録)

<ボルダーコンペ体験レポート>

HPを開設して1年、会員募集をしているもののさっぱり効果がない。京都某クラブはHP効果で問い合わせや見学者が後をたたないらしい。むむ。大津っていう名前があかんのやろか。会員は西は明石から東はニューヨークまでおり、滋賀に限っているわけでは全然ないのだが。
こうなったら奥の手として、自ら広告塔としてコンペにでも出てみるかね〜とちょうどいい時期におもしろそうなのがパンプであるので、恥をしのんで出ることにした。本当は「大津岳士会 会員募集中!気軽に声かけてね」っていうTシャツ作ろうかと思っていたが、面倒くさいのでやめてしまった。誰か一緒に参加しないかな、と期待したが、残念ながら小生ひとり、寂しい参加となる。コンペ初体験、どんなもんやろか?!

今回のコンペは香港のニューブランド"DORAGON CLIMBER"製品が、もれなくもらえるというのもあってか、60人を越える参加者が結集。
予選は、セッション形式で3時間以内に20課題に挑戦する。1階と2階のボルダーにそれぞれ10課題ずつ、手足限定で設定され、どれからでも何度でもトライでき、完登できたらスタッフに申告する、というルールだ。ルートによって点数が違い(点数は非公開)、登った数ではなく、登ったルートの点数の総合計で順位が決まる。決勝は、予選の点数でグルーピングされ、ビギナー・ミドル・レディス・エクスパートの上位各6名が出場する、というものだった。

さて、予選開始。易しいものから、スタートできない鼻血ぶーのルート、バランス系やかぶり系など色々あってアッという間に3時間がたってしまった。最初は3時間も、と思ったけど、時間は足らないくらいだ。というか、あと何時間あってもこれ以上どの課題もこなせない状態だったが…。最後はホッシーさん1階No.5課題でこてんぱんに砕け散る。このルートは最後まで大人気だった。

結局小生は15課題が限度だったが、にゃんとレディス部門で、かの石上嬢と同点1位で予選通過。ひょえ〜っ!まじ〜?!でもはっきしいって既に腕がパンパカパンで終わってる状態。

決勝は1階のボルダーで、2つの課題を各5分以内でどこまで登れるか、というもので、時間内では何回もトライできる。予選と違い、他の人が登っているのは見られない。離れた所で待っている間はおしゃべりできるのでいいのだが、壁の前で後ろ向きで座らされて待つのは、見たい見たい!!とかなりイライラする。

結果は自分にはランジができず、どちらもほんの数手しか進めないという、かなりお恥ずかしい結果で4位。ありゃ、宣伝どころか恥さらしではないかっ!石上嬢はどちらもかる〜く一撃で完登、もの凄〜く強い。感動したっ!!2位の名恵ちゃん、3位の三千代さんの登りが見れなかったのは残念…。
エキスパート決勝も、見応えあってすごく面白かった。みなさん、つよいわあ。

今回参加してよかったのは、宣伝効果はさておき、自分の弱点がよく分かったこと――自分はオンサイト能力が非常に乏しいということ、ランジ系課題が全くダメということ。
ボルダーで遊ぶ時は、遠い課題があれば、何とかスタティックに取りに行く方法をまず考えて、できなかったら諦めていたが、ランジやデッドもできるようにならんとアカンと痛感。チビは飛びをマスターしなきゃね!
登り方に関しても、小生はいつも出たとこ勝負、もうちょっと頭使おうと反省。
ちなみに、新製品ちゃんと頂きました。最後、皆さん群がって取ってて、なかなかの光景。小生はチョークバックをゲット。
PUMPスタッフの方々、楽しい企画をどうもありがとうございました。

結論:ボルダーは一人で登っててもうまくなりません!持久力はつくかもしれんけど。

ということで、皆さん一緒に登って下さい。よろしくお願いします。

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