日  程 2002年1月22日
地  域 滋賀県 乗鞍岳 山スキー&ハイク
メンバー 藤田(由)・藤田(誠・記録)


 「どうか、1月20日(日)は大雨が降りますように・・・」と、サワッチと二人、毎日祈っていたのがまずかったのか、大雨はその次の日の月曜日(つまり我々が出かける前日)に降りまくり、残り少ない雪を解かしきってしまった。朽木を抜け、芦生の森にたどり着いたとき、私は絶句してしまった。「雪がぁ・・・ない・・・」

 今回、実は百里ヶ岳を登る予定であった。ミニテレマークスキー(サワッチはスノーシュー)のちょこまかとした機動力を活かした、近場の藪山スキーコース開拓プロジェクト実施するために。ところが、先のように、百里が岳一帯、地面むき出しで、滑れる余地なし。仕方ないので、急遽予定を変更して、更に北に向かうことにする。マキノを越え、在原の谷間の村に着くと、ようやく雪にお目にかかれた。これなら何とか登れそうである。まもなく昼なので、ここの名物、在原ソバを食べてから出発することになる。何とも良い雰囲気のこぢんまりした店であったが・・・。その味は想像を絶するものであった。あれをソバと言ってよいのだろうか。ソバ通を自称する、怖い者知らずの人、一度食べてみて下さい。

 さて、先ほどのソバで、「腹まで調子が悪くなった」とブツブツ(サワッチが)言いながら、乗鞍岳の林道を登っていく。このコースは、林道が9割以上、残りの1割足らずが稜線歩きで、絶対道に迷わない。登りは単調ですが、眺めはなかなか良かったです。帰りは、僅かな数十メートルの藪滑走と、後はひたすら林道を下るしかなかったのですが、お手軽に雪山気分が味わえるので、良しとしましょう。今度行くときは、国境スキー場と山頂をつなぐ、本格的藪藪スキーコースを開拓予定。

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