日  程 2002年1月20日
地  域 滋賀県 伊吹山 山スキー
メンバー 大西(HMC)・河野・波多野(記録)

7時 こうちゃんの車で波多野宅ピックアップ

8時 彦根、大西さんと合流

8時50分 伊吹山スキー場下に到着。見上げる伊吹山は、藪藪と茶色くて、ほんとに滑れるのだろうかと、心配になる。

9時20分 ゴンドラ、リフトと乗り継いでリフト終了点着。雪が少ない。どこで計ったら160pになるんだろーと、首をひねる。それはさておき、シールをつけて、頂上をめざす。こうちゃんが登っていくあとを追うが、シールがずるずる滑り、うまく登っていけない。「はたね〜、なるべく足首曲げて、思いっきりすねを前に倒して登った方がいいよ〜」というこうちゃんのアドバイスを受けて、やってみるがだめ。
早々にスキーアイゼンをつけてみるが、これもあまり効果がない。さっさと板をはずして、つぼ足になろーかと思っていたら、こうちゃんが、「はたね〜、わたし、ブーツのバックルもベルトもぜーんぶはずして登ってるよー」と教えてくれる。早速真似をして、ブーツのバックルをはずし、ベルトもはずして登ってみると、なんと!なかなか倒れなかったすねが、前にうまく倒れてくれるじゃーありませんかっ!!!あたりまえか、、、締めてるものがないんだもん。
「これができるのが、スキーブーツより、この靴のほうがいいところよね」と言われてなるほどなあと思う。すねが前に倒れるようになると、板にぐっと力を加えられるのでシールがぐっ!!と雪にくいこんでくれるのだ〜。やー、上りのコツだね〜、、と感心することしきり、全く、大発見!!こうちゃんさまさまである。
し、しかし、その後快適に登れるようになった私にも、頂上直下の10メートルあまりに急だったので結局そこだけ、板をはずした。最後はつぼ足。こうちゃんは、板のまま登っていた。

11時30分 伊吹山山頂着。やー、気持ちがいい。360度パノラマ。しかし、茶色い。下界も茶色いし、まわりの山も北のほうをのぞいてほとんど茶色い。伊吹山に雪があるのが不思議な感じがした。
昭和基地っぽいという意味もわかった。ほんと、そんな感じがした。ごはんを食べてのんびりした。

13時 滑降開始。滑降といっても、それは、大西さん、こうちゃんだけ。私は、びびってしまい、キックターンをくりかえした。せっかく登った斜面がもったいなかったが、仕方ない。だって、こわいんだもん。キックターンも出だしはびくびくもんだった。しばらくおりてから、山頂を背にして、右手のほうにトラバースしたあたりから、斜面がゆるやかになり、滑るのが楽しくなったので、わたしもひゅーひゅー族の仲間入りをした。

13時45分 スキー場着。ゴンドラ終点駅のところまで滑りおりて、山頂を振り返ったら、伊吹山はそそりたっているように見えて、なだらかだったとは思えない様なかんじで、滑っておりてくる自分の姿を下から見ていたらさぞかっちょよかったのではないだろうかとにまにました。(だれも見てないけどね)

さて、まだ時間があったので、スキー場でスキートレーニングをしようかという案もあったけど、高いリフト代を払って、こじんまりしたスキー場を滑って、ゴンドラで降りるよりも、スキーで、滑れるところまで滑ってみるほうがおもしろそうだと主張したら、大西さんもこうちゃんも、しゃーないなーって感じでつきあってくれることになった。
リフトの動いていないスキー場を滑りおりたが、ここがけっこう快適だった。最後の斜面(一番下の斜面)にかかったところで、雪がまったくなくなった。
滑降終了。あとは、板をはずして歩いた。スキー場は草地なので歩きやすかったけど、登山道は、石がごろごろして、疲れた。

16時ごろ(?実は記録がないので違うかも)駐車場着。車にのって、高速に向かいながら、何度も何度も伊吹山をふりかえった。
あそこを滑ったんだなあと思うととても嬉しかった。

以上。


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