日  程 2002年3月10日
地  域 福井県 銀杏峯
メンバー 西村・河野(記録)

10日早朝。枕元の携帯着メロが鳴る。山に行く日は、目覚ましは携帯電話で設定しているのだ。止めようとすると、意外にも西村さんからの電話だった。「今どこ?」「・・・??家(布団の中やけど?)・・・。」「×△◎×?!(絶句)」ぶち。思わず電話を切ってしまった。え?まままさか。時刻を見ると、集合時間の6時。ぎええええ!西村さんに電話し直し、平謝りして家を飛び出す。慌てておとーさんの車をおねーちゃんの車にぶつけたが、今のはなかったことにしてそのまま出発(内緒ね)。しかも待ち合わせは彦根IC。ぶっ飛ばしたものの、1時間遅れて到着・・・。西村さんから3年間死刑を宣告される。ほんまスンマセンでした。

北陸道福井ICをおり、1時間ほどで志目木谷林道に到着。最初は林道口が分からず見過ごしたが、宝慶寺より1Kmほど手前の水車とお坊さんの像が立っている所だった。

積雪は林道口で1mくらい。9:40出発(遅い…)。緩い林道を歩き、最初の堰堤が見える分岐で左折。赤布の印がある尾根の末端から取りつく。この尾根はやや広く、木々も疎らで歩き易い。1000m付近の右尾根上に大きなカモシカがいて、ずっとこちらを見つめている。1300mの稜線手前で威嚇するような鳴き声を出して姿を消していった。

13:00広い雪原のような稜線に着いた。子供のカモシカが驚いたように逃げていく。さっきのカモシカと親子だったのかな。なだらかな斜面の先には、無木立ちのたおやかな銀杏峯の頂上が見えている。手前の志木目谷は何だかとても斜度があるように感じる。ちょっと緊張。

14:10頂上着。といってもだだっ広い雪原なので、どこが頂上かはっきりしないので、ここが頂上ねってことで、そそくさと滑降準備。空は既にどんより曇っており、先行き危うし。ガスは出ていないので、隣の部子山も綺麗に見えている。縦走コースとして魅力的だ。

14:30滑降開始。志目木谷へはそろっと突入。大回りで数ターン。降り口では見えなかった谷の先が見えると、おいしい斜面が広がっていた。雪質は昨日からの陽気で湿雪で重く、いつものひゅーひゅーも今イチ力が入らず。が、やはり地元の方のお薦め場所だけあって、楽しい谷で、斜度もいい感じ。左斜面からの小さなデブリをさけ、重い雪に負けずターンを刻む。

休憩を挟み、15:30堰堤手前着。スキーを外して石伝いに危なっかしく渡り、林道に出る。雪の腐った道を暫く歩き、橋を渡ると最初の分岐に戻った。雨がぱらつき始め、残りの林道をささっと滑り、16:10駐車場着。ほどなく雨が本降りに・・ヨカッタ、ヨカッタ。

この銀杏峯は、他にも色々魅力的なコースが取れるようだ。また是非行ってみたいです。次回は目覚ましちゃんと間違いないように設定します・・・ので、再審望ム!


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