佐野元春さん
大好きなミュージシャン
80年代より活躍。日本語とビートを先鋭的な形で融合させたアーティスト
聴き始めたのは86年だから、もう20年近くのファンになります。
インターネットを始めたのも元春の公式HPを見たかったから。
ネットを通じて元春ファンの友人が出来、何とそのうちの一人と結婚してしまったという・・・
ボクの人生にすごい影響を与えている人です。
多分、知らず知らずのうちに自分の物の見方、考え方、好みは、元春の作品やインタビューの発言に影響を受けていると思います。

一般的には「サムデイ」「約束の橋」の人でしょう。・・・が
実際、その音楽性は多様であり、深いです。・・・というかハッキリ言って滅茶苦茶(笑
サザンの桑田さんの音楽性を雑食的とよく言いますが、元春もそうでしょう。何でもアリ。
アメリカンロック、ジャズ、フォークロック、ポップス、ヒップホップ、R&B、スカ、パンク。本当に何でもアリ・・

アルバム1枚ごとに印象が変わる。同じ曲も聴くときの状況により印象が変わる。
「カッコいい!」というのもあれば、「何だ?こりゃ?」というのもアリ
昔嫌いだった曲では今では好き、昔は感動したのが今では????
自分にとって大切なアーティストですが・・どこが好きかというとよくワカラン(笑
ただ、ともかく面白い・・見ててワクワクする。

この人に対しては「!」「??」「・・・」の繰り返し。
一時オレはちょっと違うんじゃないか・・と思い離れようとしたけど結局戻ってきた。
好きゆえの反発だったのかも。もったいない・・こんな面白い人そうはいない

元春の曲を聴くのは「オンガクを聴く」というより「本を読む」に近い感じ
色んな深読みが可能、イメージが広がる。
時に「上質なエッセイ」「ドキュメンタリー」「甘い恋愛小説」時に「コメディ」時に「哲学書」
こういうアーティストは他にいない。

写真のムードから、知らない人は「むつかしい」というイメージがあるかも。ボクも以前はそうでした
そんな人は是非ライブ行ってみてください!
この人面白い!
もう50歳と言うのに、まるで高校生の男の子が「オレはバンドやってて楽しくて仕方ないんだー!」みたいなハシャギっぷり。
オンガクのカッコよさに比べ「おいおい、君はどこに行くんだー?」と突っ込みたくなる天然トーク(あれは計算という噂もあるが笑)

ライブではどの曲もオリジナルとは異なるアレンジが施される。またステージと客席の一体感、親密感は他のアーティストでは味得ない。
「見る」のでなく「感じる」「伝える」「届ける」場としてライブが機能している。

ライブレポを中心にここでは元春について感じることを書いていきます・・

○ディスコグラフィ
○ライブレポ(06年4月9日UP)

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