KYONさんライブ記録(2000〜2002)

どんと関連のイベントのライブレポ、ピアノマンナイトツアー、プレストンズのライブレポ等

2000. 3 花田裕之プライベートセッション@横浜THUMBS UP

横浜のこじんまりしたライブハウスであった花田さん、TOMMYさん、KYONさん、椎野恭一のセッション
正直花田さんの作品は全然知らないんだけど、ブルースを基調にした曲が多かった。
KYONさんはキーボード、ギターを本当に楽しそうに弾いてた。メンバーと顔見合わせながら「お?そう来るか?」
って感じでスゴク楽しそうだった。ギターがスゴイ華麗。花田さんの刻むようなギターとはまた違う。
すごーく近くで見れて楽しかった。

2000. 8 日比谷野外音楽堂「サマー・おぶ・どんと」

どんとさんの追悼ライブ。KYONさんは玉城さん、永井さんとこのライブの企画に関わったとか
どんとさんの友人のミュージシャンが参加し、どんとの歌をうたう。ボガンボス、ローザのメンバーがホームバンドを努める。
UAの「トンネルぬけて」KYONさんと玉ちゃんのアコギが響く。泉谷の「春夏秋冬」トモフスキー、柳原陽一郎、タイジ
次々と色んなミュージシャンがどんとの歌を歌う。
ゼルダ再結成。やった曲は「Ashu-La」まるでデーモンが宿ったようなサヨコさんの踊り。スピリッツを感じた

宮沢の「ひなたぼっこ」・・・この歌については何も言いたくない。
嘉納昌吉、グルーバーズ、プライベーツに続いたソウルフラワーの「トンネルぬけて」で客席が揺れ出した。
KYONさんのアコーディオンが響く。客席で歌声が上がる。
セミの鳴き声、しゃぼん玉、ボクの前の方でビールで乾杯しながら聴いている若者、抜けるような空・・
全てが美しく・・・夢のようだった。

「ニカラグアの星」玉ちゃんのギターが響く。血が逆流し出した。
永井さんが「夢の中」を歌う。KYONさんのピアノが染みる。玉ちゃんがどんとが弾いてたギターソロを代わりに鳴らす。
「So Presious、Dawn In New Oreans」を一緒にがなり立てた。怒鳴った。
空を見た・・どんとさんが雲の上にいるなんて思った訳じゃない・・・でも空を見た

「Sleepin」ロッキングタイムの今野君の優しい声とKYONさんの声が重なる。
「カーニバル」桑名晴子さんは明るく歌った・・・でも「死んだあいつに花をそえてくれ」の歌詞は辛かった。
ひどすぎる・・まるでこうなることを予感したような歌詞・・泣けてきた。
そして、くるりの岸田君が「橋の下」を歌う。玉ちゃんのギターが叫ぶ。
「坊さんごっこ」・・ちほさんが歌う。サヨコさん、晴子さん、沢山の歌姫がステージに集まり花が咲いたみたい
「よいよい」KYONさんが三味線を弾いてクルクル踊る。
いよいよ大団円。
今野君が「あこがれの地へ」を叫び、延原が「どんとマンボ」を歌う。ステージにはもう人がイッパイ
ファンキーおじさん、ヤギヤスオさんが紹介される。

永井さんが集団の一番てっぺんで得意げな顔で笑っている。・・・KYONさんのギターが、玉ちゃんのギターが吼える!
何度も「どんと」の名前を叫んだ!
そして・・終わった・・鳴り止まないアンコールの拍手・・永井さんとちほさんが出てきてペコリと挨拶。
BBBBが行進・・訳がわかんなかった・・・

楽しいライブだった、素晴らしいライブだった・・・でも、どんとはいない・・どんとの声でこれらの歌を聴くことは出来ない
結局逢うことは無かった・・間に合わなかった
そのことを思い知った・・悲しいライブでもあった・・

2000. 11 目黒Blues Alley「Pianoman Night Tour」

リクオさんやKYONさんが主宰しているキーボーディストを集めたライブ
サマーおぶどんと以来逢う友人とも久しぶりに談笑。
ピアノマン5人集まってのセッション、それぞれのソロコーナー、本当に盛りだくさんで楽しめた
印象に残ったのはEddyこと三柴理さん。ごっついカッコに似合わず実に繊細な音を奏でる。
でも曲のモチーフとか歌詞はもう最高に笑える。
そしてKYONさん、恐竜家族の扮装をし、秘密のアッコちゃんをピアノで弾き、他人丼の事を楽しそうに話す
極めつけは「恋のYeah Yeah!BooGaluuDance」KYONさんなんとステージ上で踊りだす。
ウワ−この人最高!
リクオさんはちょいイキってるな(関西弁でカッコつけの意味)って感じした。でも「パラダイス」は楽しめた。
ともかく楽しかった。
ライブ後KYONさんと少しお話出来たのもウレシカッタ。

2001. 1 吉祥寺Baus Theater「どんと映像祭」

どんとさんの1周忌を迎え、どんとさんのライブ映像上映会とローザ、ボガンボのメンバーが
集まって歌うというスゴイイベント。
会場となった劇場はもう超満員、ステージ上の画面にボ・ガンボスのレアな映像が流れる。
永井さん、岡地さんに続きKYONさんが登場!オープニングは「ポケットの中」!永井さんが歌う!
KYONさんがアコーディオンを踊るようにステップ踏みながら弾き倒す!オーディエンスが叫ぶ!揺れる!
続いてプライベーツの延原が出てきて「MONA」を。岡地さんがボ・ディドリービートを鳴らす。
客席はそのリズムに合わせてクラッピング、オーディエンスが踊る、客席がうねる。
ロッキングタイムの今野君が登場して「泥んこ道に二人」。KYONさんがギター弾きながらステップを踏む。
続いて「Sleepin」。KYONさんと今野君の声が重なる・・日比谷を思い出した。
客席は燃えていた・・凄い!わずか数十分のライブなのにいきなりクライマックス。
これが・・・これがボ・ガンボスか!

最後は「あこがれの地へ」を今野君が歌う・・最高に・・最高に熱いライブだった。

2001. 2 リクオ「ハプニングデイズ」は祥子さんライブレポにて。

2001. 11 ピアノマンナイトは祥子さんライブレポにて。

2001.12 ピアノマン&プレストンズ@渋谷7Th Floor

KYONさんと西本明さんのユニットのライブ。
明さんのインストの演奏が本当にキレイ。
途中で明さんがギター弾いたり、KYONさんがニック・ロウのカバーや「12色の涙」を歌ったりスゴイ盛沢山!
途中で帽子を被った2人組が飛び出し、ハウスビートに載ってプラカードを示しながらオモロイ事を言う!
これはかなり来ました笑・・・
明さんのキャラがともかくイイ!KYONさんの突っ込みがまた良くて2人とってもいいコンビ(^_^)
途中でハシケン、TSUNTAも参加して「スーダラ節」を演奏するという楽しさ。
この年最後に行ったライブだったけどホントウに楽しめた。

2002.8 どんとバースデイ@下北沢QUE

どんとトリビュートイベント。ちほさん、KYONさん、玉城さん、永井さん、岡地さん、そして何と山口富士夫が参加!
KYONさんと玉ちゃんの共演が見れる!すごい楽しみに行きました。
妻(ローザ・ボ・ガンボスのファンだった)と、どんとのイベントを見るのは初めて。
玉ちゃんのバンド、マチルダロドリゲスがオリジナル、ローザのナンバーをガンガン繰り出す。
超満員の客席が揺れ出す。玉ちゃんのギター絶好調!
そしてボ・ガンボスのメンバー。玉ちゃんもギターで参加。
オープニングは永井さんボーカルで「ポケットの中」。KYONさんがアコーディオン手にステップを踏む。
「ゆらゆら祭りの国で」も永井さんボーカルで、これも良かった。
「ロードランナー」でKYONさんのギターが唸る。長見順さんボーカル「一家離散の唄」ともかくスゴイ!
山口洋で「カーニバル」「ジャスト・ア・ローリングストーン」。洋君は初めて見たけど男!って感じ。

ちほさんメインで「坊さんごっこ」。KYONさんのキーボードがいい味を出す。玉ちゃんのサイケなギターもいい。
KYONさんが加わるとヤッパリ音が良くなる・・サウンドの響きがより豊かさを増すというか・・・

「フラワーマン」で皆ダンス!(感激!)。「泥んこ道」も演奏。
そして山口富士夫が登場!ヤバイ!存在そのものがヤバ過ぎる・・あのKYONさん、玉ちゃんが大人しくなる。
「夢の中」「トンネルぬけて」を独特の節回しで歌う。

最後はみんなで「どんとマンボ」!!いやー盛り上がった!楽しかった!
このライブ見て・・・どんとがスーッと自分の中で消化できた。
以前のようなスゴイ熱狂、こだわりが消えた気がする・・そして、それはとてもイイ事だと思った。

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