「コトバは武器」Special 「04夏 山形にて」(04.9/5UP)

夏休み、嫁の故郷山形最上に行ったので、その様子を写真入でレポートします。
1.8月13日(金)北へ   今年のお盆は夏休みを取って嫁の実家にお墓参りのため、帰る事にしました。
他にも、嫁の高校時代の同窓会があったのと嫁の親戚への挨拶廻りを兼ねて。
嫁は12日より帰省。ボクは仕事で翌日朝、大宮から新幹線に乗って出発。・・・新幹線は混んでた。
東北行きの新幹線は本数が少なくて切符を売り出すとアッと言う間に売り切れるとのコト。
古川で乗り換え、鳴子温泉で嫁とお義母さんと落ち合い、車で嫁の実家へ直行。
  (鳴子温泉駅前の看板)

空の色、透明さがやっぱり東京とは違う。田んぼがイッパイの風景も久しぶりに見た。
嫁の実家に着いて昼食を取って少し休んだ後、嫁と車で市内のスーパーマーケットに行く。
嫁は山形でしか手に入らない大好物のお菓子「いかピー」をゲットして大喜び(^_^;
帰宅後、近くの墓地にお墓参り。

嫁の家族総出で、お花やお供え物を持って車で出発。近所の人たちも家族連れでお墓参りに来ていた。
ボクはここ数年東京で一人暮らしでお盆に実家に帰るコトもなく「お墓参り」ってしたコトないので新鮮な体験でした。
若いコたちもチャンと家族とお墓参りして、近所の人みんなお互いを良く知っていて・・という風景がホント新鮮。
東京じゃ隣の人の顔も名前も知らないし、興味も湧かないし。・・
隣近所が顔なじみ・・なんて情景とはすっかり遠ざかっていた。子供の頃はそういう生活をしていたな、妙な感慨に襲われた。

その後、帰宅して晩御飯を食べてオリンピックの放送を見てたら、近所の親戚がいらっしゃって挨拶した。
入り口に鍵をかけるコトもなく、気楽に行き来する、そういう気安さが何かイイ。
食事後、お姉さん(嫁の兄の奥さん)が「山形でどっか行きたいトコある?」って言ったので「最上川の川下り」
って答えたら明日行くコトに(^^;)ヾ 。
その後、嫁と一緒に近所に住む親戚のお家に挨拶周り。どこでも暖かい歓待を受ける。
コンビニで花火を買って実家の前で、楽しむ。電車の疲れもあってゆっくり眠れました。
(実家の近くの田んぼ)
2.8月14日(土)Down The River   翌日は昨日の約束どおり、「最上川の川下り」。義父と義母に車に乗っけて貰い船着場に行く。
車の中で義母が持って来た「葡萄」に舌鼓を打つ。
そうこうする内に時間が来て船に乗り込む。地元の団体さんと一緒になって船内は賑やか。
 
女性のガイドさんが付いて、その軽妙なトークを楽しみながら船は進む。あ、船って言ってもエンジン付きの観光船だけど。

途中で休憩所で一休み。そこで「鮎の塩焼き」とビールを楽しむ。道中写真を撮ったり、ガイドさんの唄を楽しんだり。
船内では笑いが絶えない。最後は英語版の「舟歌」なる珍妙な歌で旅は終わり。
バスで発着場に戻り、車で近くの韓国料理店に行き焼肉を楽しむ。美味しかったけど量が多くてお腹イッパイになる。
その後、嫁が以前働いていたお店に挨拶に行き社長さんと奥さんとしばし歓談。
山形は今不景気で色々お店が閉まったりしているとのコト。
何か東京にいて新宿とか渋谷に行くと世の中景気が良くていつも浮かれている様な錯覚を持つけどそんなコト絶対無いのだ。

その後実家に帰りお昼寝。嫁は同窓会の時間が迫っているのでお姉さんに車で送っていってもらう。
少し休んだ後実家近くの通りを散歩する。ともかく空や緑がキレイ。子供の頃京都で観たような懐かしい風景、懐かしい土や光の匂い。
ただ・・東京の「物と情報に溢れた」暮らしに慣れきった自分がここで生きれるかというとそれはムリかな?という気がした。
 
夜、夕食を食べ、オリンピックの放送を楽しみ8時になったのでラジオを点けてみたが残念ながら「RadioFish」は入らない。
でも、「サウンドストリート」の方は何とか入った。ノイズだらけでアンテナ調整しながらも何とか聴いた。
嫁がナカナカ帰ってこない。最終電車は9時前ということ・・ソロソロ帰ってないとおかしい時間。
11時過ぎ頃・・・酔い潰れた嫁がタクシーで帰って来ました。(詳しくはそのうち嫁が書くでしょうからこれ位にしておきます^^;)
山形最後の夜はこうして更けていったのでした。
3.8月15日(日)家に帰ろう   この日は愈々さいたまに帰る日。嫁は昨日の二日酔いでキモチ悪そう。「しばらく酒は呑まない」とのたまう(笑。
電車の時間調べてお義父さんに車で最寄の駅まで送ってもらう。その前にまた親戚のお家に挨拶に寄る。
その後駅に行くと無人駅。駅の近くに咲いていたヒマワリがとてもキレイで写真に撮る。

電車が来てお義父さんに別れを告げ乗り込む。古川駅で新幹線に乗り換え。やっぱり混んでて座れない。
車両の連結のスペースで壁にもたれる。嫁は疲れているのか座り込む。とりあえず居場所を確保出来て一安心。
持って来た祥子さんのライブアルバムを聴きながら雑誌「文藝」に載せられたCoccoの文章を読む。
戦争に寄せられた文章を読んで今日が終戦記念日だったコトを思い出す。
Coccoの文章を読んでてフとあるコトを思いつく。そして帰宅後「ゴミゼロ大作戦」のビデオを絶対見ようと思う。
電車は大宮まで空くコトは無く二人とも立ちっ放しで疲れ果てる。
浦和に着き荷物も多いのでタクシーで家まで行く。家に着いたら疲れ切って二人とも寝ちゃいました。(^_^;)。
翌日も休みを取り、ズーッと電車で立ちっ放しだった所為か体のアチコチが痛くて寝込んでました。
と色んなコトがありましたが、楽しい帰省でした。二日酔いの嫁でしたが、16日の夜はしっかりビールを呑んでました。(^^;)ヾ 
とこんな風に山形帰省は終ったのでした。

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