Concept

ドライの魅力

私にとってのドライフラワーの魅力は、まずその独特の味わい、というのでしょうか、生花とはちょっと違う、少しシックだったり、落ち着いていたり、年月を経たアンティークに通じるような風合いがあって、それがたまらない魅力になっています。ですから、ドライのアレンジには生花のような華やかさは少しかけるかもしれませんが、癒されるようなやさしさやあたたかさがあり、見ているとほっとできる、そんな存在なのです。

レマン・リーブルのアレンジ

レマン・リーブルでは、アレンジを作るとき、まずこのようなドライの魅力を生かし、ナチュラルでちょっとシックなアレンジを作ることを心がけています。そして、インテリアとしてのドライのアレンジを常に意識して、実際にどんなところに飾られるのかをイメージしながら作るようにしています。

花材も、栃木や清里などのドライフラワー専門の生産者様から品質のよい新しいものを仕入れ、デザインにあった花材を季節感なども大切にしながら選ぶようにしています。また、葉もの‐グリーンをたっぷりと使い、その美しさを生かしたデザインにしているところも、自分らしいところであり、また大切にしていることでもあるのです。

プリザーブドを加えた新しいアレンジ

また、あたらしい花材・プリザーブドフラワーも初期のころのような原色のバラだけでなく、花や葉もの種類が増加。色合いも中間色や淡い色合いのものがずいぶんとでてきており、ナチュラルなアレンジに取り入れやすくなりました。花のサイズも大きなものも多く、これをドライとあわせることでまた新しいナチュラルアレンジを生み出すことができるようになりました。

レマン・リーブルとして心がけること

せっかくレマン・リーブルにたどり着き、レマン・リーブルのアレンジを学んでいただく生徒さん・そしてアレンジをお求めいただくお客様のために、ほかとは違うレマン・リーブルらしさを大切にしたアレンジをお届けすることがもっとも大切なことではないか、と考えています。

お花にもいろいろなアレンジがあります。その美しさの表現も人それぞれですが、私は私なりの表現を大切にして、そしてより素敵なアレンジを作っていくようもっと勉強していきたいと思っています。皆様が、「いいな、これ」と思ってくださるアレンジを一つでも多くお届けできるよう、これからも日々お花と向き合っていきたい・・・これからもどうぞレマン・リーブルを見守っていただければ、本当にうれしいです。

=”レマン・リーブル”に込めた思い=
Les Mains Libres=フランス語で直訳すると「自由な手」。いつも自由な気持ちで花材と向き合っていたい、という気持ちからこの名前をつけました。すこしなじみのない言葉をつかった名前となりましたが、「レマン・リーブル」という名前が少しづつでも皆様に覚えていただけるようこれからも自分らしくお花とともに歩んでいこうと思っています。