大源太・弥助尾根

 

3/8から小河原・小林の先発隊、翌日9日に後
発隊として三田・小川・森で参加。8日の夜に亀戸
を出発するが天気はイマイチ…。関越トンネル手前
から雨は雪へと変わり風も出てくる。日付が変わっ
て1時間ぐらいたったあたりでようやく道の終わりで
雪に埋まっている先発隊の小河原氏の車を発見。
軽く呑んでから少し仮眠を取る。朝6時起床、7時
出発で行動開始。
大源田川沿いに膝ぐらいまでの林道ラッセルし2股
に分かれたとこから尾根に取り付く。
8:30頃ようやく尾根の上に出る。無線交信も出
来、先行隊は1300mあたりでキャンプして今ピー
クに向けアタックしているらしい。上の方はだいぶ
天気が悪く相当風が強く寒いらしい。
定期的に無線連絡し高度を稼いでいくと10時頃小
河原氏からピーク到着の一報が入る。その無線か
らとても惨めな状況が想像できる。
後発隊も雪庇を所々崩しヒヤッとしながらも11:40
無事先発隊と無事合流する。
天気も良くないので少し休んだ後、すぐに下り始め
る。せっかく付けてきたトレースも風に消されてしま
い、下りもラッセルを強いられる。やれやれだ。2時
間後車に到着。今回の登山も無事終了する。

参加メンバー
先発隊/小河原・小林
後発隊/三田・小川・森



尾根の末端を登る森さん

せっぴも良く発達している

無線交信をする後発隊リーダー三田氏

11:40先発隊と無事合流

今回の山は和風ハンバーグ御膳で締める

 

 

 

 

 

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沖縄 瀬底ボルダー

 

 



休暇を過ごすなら暖かくて岩場がある、そして飛行機に乗って行くところ。と、いう事で突然沖縄に行く事になった。
11月24日から6日間の滞在中、クライミングをしたのは2回だけ(私はそのうち1回触っただけで十分でしたが)ですが、"休暇のついでにボルダー"ならここはお勧め。

沖縄本島にはインターネットで調べると結構クライミングエリアがあるようですが、今回行ったのは西海岸にある瀬底島の瀬底ボルダー。那覇空港から車で約90分、島には橋がかかっているので気軽に行き来できる。島のビーチに行けばすぐ目にとまる岩場です。
なんといってもここの海の美しさ!白い砂浜と青い海でもう何も言うことありません。ボルダーがあるのでせっかくだから岩も触りましたが、岩が痛いのなんのって...琉球石灰岩は多少のテーピングでは腕がパンプする前に手の痛さで落ちてしまいます。(私だけか?)
グレードも私には無理があったようですが、とりあえず記念写真(写真1)。
青い海をバックにボルダーしている自分を写真に収めたいなら、行ってみてください。運が良ければグラビアアイドルの撮影現場に遭遇する事もある。
ビーチ脇の林の中には無料キャンプスペースがあり、トイレとシャワーもある。島をでると橋のすぐ近くに大きなスーパーもあるので便利です。町の観光課によるとビーチでのキャンプは一応禁止になっているが、黙認しているとの事。ただ年中蚊が多いらしい事と、今の時期は風がかなり強いのであまり快適ではないかも。

紹介されていないエリアにもボルダーはある。きのこ状のボルダーは東海岸の浜比嘉島にて撮影(写真2)。(登れる人には)登れそうだが、ランディングは悪く潮の干満によっては海の中に突き出る格好になるのかも。

沖縄は食べ物もおいしい。全体に薄味で甘めの味付けで、意外に思ったのは"おでん"を良く食べるようだという事と、屋台の焼いも屋があった事。写真はファミリーマートの"ゴーヤーチャンプル弁当"と"タコライス巻き"(写真3)、それに地元の魚屋で買った"白身魚の玉ねぎとキュウリとの酢味噌あえ"です。


文:石渡 由美

瀬底ボルダー(写真1) 

瀬底ボルダー2 

瀬底ボルダー3 

瀬底ボルダー4 

浜比嘉島のきのこ状のボルダー(写真2) 

"ゴーヤーチャンプル弁当"と"タコライス巻き"(写真3) 

 

 

 

 

 

 

 

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北アルプス・硫黄尾根〜遥かなる槍を目指して〜

 


 1/2(金)小川・栗原、八王子で待ち合わせどんこう列車でのんびり佐藤(よっちゃん)が待つ信濃大町に向け出発する。果てしなく長く感じる。夕方4時過ぎやっと到着。よっちゃんと合流。駅近くの定食屋で腹を満たした後、葛温泉に移動、約2時間月夜の下を歩き高瀬ダムのトンネルにテントを張る。出発前の天気予報はかなり悪い・・・、不安だ。
 1/3(土)目標を小次郎のコルにさだめて出発する。途中時間切れで北鎌から敗退した3人組と会う。どうやら硫黄尾根には誰も入ってないみたいだ・・・。湯俣からしばらくは北鎌のトレース沿いに歩き、登れそうな尾根を見当つけて一気に硫黄尾根に上がる。が、いきなり激しいラッセルを強いられる。この先どうなるのやら・・・。3人でひたすら漕いでいくがペースは上がらない。仕方なく予定していた場所より手前にテントを張る。明日の天気はどうなることやら〜。。。
 1/4(日)予定では硫黄尾根を越え暫く歩き懸垂した雷鳥ルンゼまで行く予定だが、既に前日の分もあるのでかなり長い行程。前日同様ひたすらラッセル&ラッセル。槍ヶ岳の姿を見ることが出来るがまだまだ大分先のようだ。硫黄岳ジャンダルム群は難なく通過できる。午後4時、時間切れ、結局雷鳥ルンゼに降りる手前にテントを張る。
 1/5(月)今日が核心だ。赤岳ジャンダルム群と主峰群を通過しなければならない。もし抜けられなければ途中でビバークだろう、多分テントはれるスペースなんて無いだろうなぁ・・・と、ちょっとネガティブな気持ちで出発。歩き始めてすぐに懸垂をする。『あーこれで戻れなくなっちゃうのねー』とちょっと不安になる。赤岳ジャンダルム群&主峰群はかなり急な雪壁を登らなければならない。ロープを使うか使わないかはかなり微妙なところ。確かに使えば安全性は格段に上がる、けれどその分時間はどんどん掛かってしまう。ビバークは間違いないだろう。結局自分たちは懸垂以外(クライムダウンできる所はする)は殆どロープを出さなかった。ちょっとヒヤッとするような場所もあったがおかげで核心を抜け白樺大地にテントを張ることが出来た。これで少しくらい天気が荒れても大丈夫。みんなの顔に少し笑顔が戻ったような気がする。
 1/6(火)朝起きると少し風が強い、もう核心を抜けた余裕かのんびりテントで過ごし7時ごろ歩き始める。1時間ほど歩いて一般道(西鎌尾根)にでる。今日も天気は良い。『これでもう大丈夫だ』と心の中でほっとする。しかし、核心は抜けても先はかなり長い、ひたすら歩き続ける。精神的の後は体力的に追い込まれる。冬は西鎌から槍ヶ岳手前の中崎尾根で新穂高温泉に下りるのが一般的。なのでザックを置いて空荷で槍ヶ岳にピストン出来る。かなり楽に感じる。しかし、肩の小屋から槍ヶ岳山頂までは思っていたより悪く、結構氷が出ていてかなりびびる。とりあえず下りの心配は後回しにしてピークに立つ。いやー長かったような短かったような感じだ。天気も快晴。素晴らしい。
この後下り結構大変だった。『有る意味ここが核心かっ!』って感じでロープがあっても良いと思った。
雪の状態も安定していたので中崎尾根の左の沢を一気に下りる。上り返しも無く、新穂高温泉に一番近い穂高平小屋に到着。もうここから町までは歩いて40分くらい何のプレッシャーも無くなりのびのびと小屋で過ごす。
 1/7(水)9時には新穂高温泉に到着している。しかし、ここでトラブルが起きる。温泉に入りたいのだが何処も断られてしまう。トホホ・・・。仕方なく無料の足湯にバスが出るまで浸かる。

メンバー:小川 弘資L、栗原 治郎、佐藤 佳幸

 

文:小川

トンネルテント、結構快適。 

ラッセルは続く。。。 

2日目はここまで。 

槍は遠いなー。

雪壁のラッセル。 

硫黄岳 

北鎌尾根 

雪壁のラッセル2 

ラッセル交代の図 

今日はここまで。 

3日目のテント 

いえ〜い♪ 

急な雪壁を登るよっちゃん。 

最後の歩き。 

頂上!快晴! 

足湯で足だけ清める。 

 

 

 

 

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