関係雑誌目次一覧

1.日本漢学研究

B5判50頁内外。発行、佐藤道生。佐藤、住吉朋彦、堀川による同人雑誌。

 第1号(1997.11)

大江匡房の嘉承二年「朔旦冬至賀表」―『本朝続文粋』研究(一)―    佐藤 道生

〔元〕刊本系『古今韻会挙要』伝本解題―本邦中世期漢学研究のための―  住吉 朋彦

寂照の遺跡                              佐藤 道生

 第2号(1998.10)

『三体詩』注釈の世界                         堀川 貴司

詩序と句題詩                             佐藤 道生

花園天皇の『論語』摘句と『列子抄』について              住吉 朋彦

 第3号(2001.3)

『本朝続文粋』解題                          佐藤 道生

『錦繍段』小考(その三)                       堀川 貴司

『四書童子訓』翻印並に解題                      住吉 朋彦

 第4号(2004.3)

田安徳川家蔵『内宴記』影印

田安徳川家蔵『内宴記』(前半)の翻字と訓読              佐藤 道生

                                   堀川 貴司


 

2.太平詩文

A5判36頁内外。発行、太平詩屋(太平書屋)。自由投稿、定期購読。近世漢詩文・書画に関する論考と資料紹介が中心。第70号をもって終刊。

 第1号(1996.2)

『柴栗山手書 対相四言』補記                     斎田 作楽

文化元年板『対相四言』影印(中野三敏蔵)

『祇園南海 龍門石詩巻』補記                     杉下 元明

依田学海・丹羽花南・鱸松塘                      斎田 作楽

 第2号(1996.4)

巻菱湖の詩箋「寄懐如亭山人」をめぐっての断章             揖斐  高

金魚鉢の詩歌                             鈴木 健一

中根香亭著『香亭雅談』第一回                  訓読・斎田 作楽

 第3号(1996.8)

『詩本草』箋注 その一                        揖斐  高

新助はなぜ浮世小路の駕籠に乗ろうと思ったか              杉下 元明

中根香亭著『香亭雅談』第二回                  訓読・斎田 作楽

 第4号(1996.12)

忠臣蔵狂絶―方外道人の忠臣蔵狂詩                   斎田 作楽

癖のいろいろ―『癖史』紹介                      杉下 元明

『詩本草』箋注 その二                        揖斐  高

 第5号(1997.4)

『詩本草』箋注 その三                        揖斐  高

中根香亭著『香亭雅談』第三回                  訓読・斎田 作楽

 第6号(1997.6)

太田玩鴎伝資料片々                          堀川 貴司

『昔昔春秋』の波紋―『昔々春秋外伝』の紹介              高橋 昌彦

『詩本草』箋注 その四                        揖斐  高

「東京詞」と『皇朝分類名家絶句』                   斎田 作楽

瑣々零遺詩 第一匣                            浅々子

 第7号(1997.10)

中根香亭著『香亭雅談』第四回(最終回)             訓読・斎田 作楽

祇園南海の十七歳                           杉下 元明

『詩本草』箋注 その五                        揖斐  高

 第8号(1998.1)

藤森弘庵「江門節物詩」注解 第一回                    停雲会

頼山陽「如亭遺稿序」訳解                       根津 全孝

梅花満月図(富岡鉄斎画)

『詩本草』箋注 その六                        揖斐  高

如亭筆跡(堀川貴司蔵)

淞北夜譚―松江藩士逸事譚 第一回                訓読・斎田 作楽

 別冊・1(1998.1)

春荘賞韻(影印)                        解説・堀川 貴司

 第9号(1998.4)

詩人としての山本北山                       マーク・ボーラ

藤森弘庵「江門節物詩」注解 第二回                    停雲会

米汁余滴                           堀川貴司・斎田作楽

坐賞春月図(富岡鉄斎画)

柳北と梅南と                             安西  勝

『詩本草』箋注 その七                        揖斐  高

淞北夜譚―松江藩士逸事譚 第二回                訓読・斎田 作楽

第七号 『香亭雅談』第四回 訂正                   斎田 作楽

硯北日録―成島柳北日記 余談                       太平子

 第10号(1998.7)

坂本葵園                               斎田 作楽

『春荘賞韻』解説補訂                         堀川 貴司

君子竹美人蕉図

藤森弘庵「江門節物詩」注解 第三回                    停雲会

『詩本草』箋注 その八                        揖斐  高

再興なった柏木如亭墓碑                        新稲 法子

 第11号(1998.12)

近世文学と或る病について―儒者松崎慊堂の日暦を中心に         杉下 元明

藤森弘庵「江門節物詩」注解 第四回(最終回)               停雲会

『詩本草』箋注 その九                        揖斐  高

寺門静軒画『静軒戯墨』より                      斎田 作楽

 第12号(1999.1)

一滴潮(影印)

詩暦(影印)                          解説・斎田 作楽

 第13号(1999,3)

六如・竹窓詩箋                            堀川 貴司

二月の瓜                               杉下 元明

『詩本草』箋注 その十                        揖斐  高

中島棕隠「秋玉山秘戯曲」                         紅豆生

 第14号(1999.8)

「吉原詞」の「多情」                         新稲 法子

木下順庵と室鳩巣 其一                        杉下 元明

宮沢雲山扇面                               太平子

『丁丁余音』所見                           斎田 作楽

『詩本草』箋注 その十一                       揖斐  高

百寿印譜賛                                 諸家

 第15号(2000.1)

百人一詩(慶安三年板影印)

宇野ホウ(がんだれ+龍)卿『四時雑詠』                斎田 作楽

項ユウ(手扁+邑)珊書「龍淵」

木下順庵と室鳩巣 其二                        杉下 元明

『詩本草』箋注 その十二                       揖斐  高

 第16号(2000.4)

『詩本草』箋注 その十三(了)                    揖斐  高

寺門静軒詩箋                             新稲 法子

木下順庵と室鳩巣 其三                        杉下 元明

入江若水伝資料一片                          堀川 貴司

朝倉豊昭・豊陳と宇野ホウ(がんだれ+龍)卿              斎田 作楽

 第17号(2000.4)

柳東軒略稿(影印)                       解説・斎田 作楽

 第18号(2000.6)

如亭山人題跋注解(抄) 第一回                  日本文化研究会

『紅葉詩』草稿概観―聖誕と如亭                    新谷 雅樹

折込み附録・南木文庫所蔵「狂詩集展観目録」

 第19号(2000.12)

如亭山人題跋注解(抄) 第二回                  日本文化研究会

木下順庵と室鳩巣 其四                        杉下 元明

山陽と棕隠の端唄―『五名物帖初集』より

 第20号(2001.2)

沢井鶴汀と吟香集                           斎田 作楽

吟香集(影印)

 第21号(2001.5)

如亭山人題跋注解(抄) 第三回                  日本文化研究会

木下順庵と室鳩巣 其五                        杉下 元明

『秘伝花鏡』自序(影印)                         華隠翁

 第22号(2001.9)

なかに秘事あり―柏木如亭の伊達ショウ{竹冠に捷の旁}亭宛書簡―    坂井 輝久

木下順庵と室鳩巣 其六(最終回)                   杉下 元明

カイ{口扁+會}々が店―『米汁沽ギン{口扁+金}』解説補―      斎田 作楽

堀松苑 その一                            斎田 作楽

 第23号(2002.1)

竹堂「外国詠史」注解〈其の一〉                      停雲会

啄木の漢詩                              福井 智子

如亭山人題跋注解(抄) 第四回                  日本文化研究会

太田玩鴎伝資料片々追加                        堀川 貴司

 第24号(2002.6)

啄木が歌った漢詩                           福井 智子

如亭山人題跋注解(抄) 第五回                  日本文化研究会

竹堂「外国詠史」注解〈其の二〉                      停雲会

 第25号(2002.6)

山内穆亭覚書                             長澤 和彦

鉄斎旧蔵本『米汁沽ギン{口扁+金}』 付・米汁余醺          斎田 作楽

 第26号(2002.11)

中野逍遙の恋の詩―「我所思行」はいかにして推敲されたか        杉下 元明

如亭山人題跋注解(抄) 第六回                  日本文化研究会

竹堂「外国詠史」注解〈其の三〉                      停雲会

堀松苑 その二                            斎田 作楽

 第27号(2003.5)

山田梅村と沈イン{竹冠+均}                     徳田  武

斎藤緑雨と漢文学                           杉下 元明

竹堂「外国詠史」注解〈其の四〉                      停雲会

米庵の小山林堂 枕山の猪口                      斎田 作楽

 第28号(2003.12)

熊阪台州「遊盤陀山記」について                    壬生 里巳

如亭山人題跋注解(抄) 第七回                  日本文化研究会

竹堂「外国詠史」注解〈其の五〉(完)                   停雲会

 第29号(2004.5)

新潟富史の大沼枕山評                        太平文庫主人

副島種臣の題詞                            斎田 作楽

 第30号(2004.11)

大沼枕山『江戸名勝詩』注解 その一                    停雲会

如亭山人題跋注解(抄) 第八回                  日本文化研究会

堀松苑 その三                            斎田 作楽

 第31号(2005.4)

崑岡炎余の搨本二枚                          斎田 作楽

大沼枕山『江戸名勝詩』注解 その二                    停雲会

(『太平詩文』)主要邦人人名索引(第一号〜第三十号)         杉下 元明

 第32号(2005.9)

『魚籃先生春遊記』の成立                       壬生 里巳

大沼枕山『江戸名勝詩』注解 その三                    停雲会

堀松苑 その四(最終回)                       斎田 作楽

 第33号(2006.2)

『明治波濤歌』私注                          杉下 元明

如亭山人題跋注解(抄) 第九回                  日本文化研究会

大沼枕山『江戸名勝詩』注解 その四                    停雲会

 第34号(2006.7)

『寛政名家手簡』翻刻と解題 第一回                  堀川 貴司

大沼枕山『江戸名勝詩』注解 その五                    停雲会

詩窓閑語                               香亭中根淑

 第35号(2006.12)

売酒郎の画幅                               編集部

新を嘗め「蕎麦の歌」を詠んだ日                    坂井 輝久

『寛政名家手簡』翻刻と解題 第二回                  堀川 貴司

大沼枕山『江戸名勝詩』注解 その六                    停雲会

 第36号(2007.3)

天明狂歌師の狂詩集『十才子名月詩集』小考               小林ふみ子

十才子名月詩集(影印)

『寛政名家手簡』翻刻と解題 第三回                  堀川 貴司

如亭山人題跋注解(抄) 第十回                  日本文化研究会

大沼枕山『江戸名勝詩』注解 その七                    停雲会

 第37号(2007.6)

丙辰(安政三年)元旦成島柳北詩幅

「パリ・明治五年」私注                        杉下 元明

清水蟠山と村田廉窩                          斎田 作楽

大沼枕山『江戸名勝詩』注解 その八                    停雲会

『寛政名家手簡』翻刻と解題 補遺―六如・観鵞のことなど―       堀川 貴司

『江戸狂者伝』漢序を読む                         編集部

 第38号(2007.10)

『枕山詩鈔』の諸本                          内田 賢治

半人三字文                              斎田 作楽

大沼枕山『江戸名勝詩』注解 その九                    停雲会

 第39号(2007.10)

〈銅脈先生号〉

銅脈先生狂詩幅                         (福田浩之氏蔵)

銅脈先生狂詩扇面                         (大谷仁氏蔵)

高浜二郎「畠中頼母」                        (長沢和彦)

 第40号(2008.4)

送別柴野栗山詩〈米汁余滴之内〉                    堀川 貴司

玉堂余音                               斎田 作楽

大沼枕山自筆詩稿『枕山随筆』について                 内田 賢治

大沼枕山『江戸名勝詩』注解 その十(最終回)               停雲会

〈米汁余滴之内〉                            太平主人

 第41号(2008.7)

水哉図(カラー口絵)                         鷲津毅堂画

鷲津毅堂の袖珍画帖                          斎田 作楽

雲如山人詩における鳥の表現                      内田 賢治

元禄末年の室鳩巣                           杉下 元明

前号「玉堂余音」訂正                         斎田 作楽

 第42号(2008.11)

竹内雲濤扁額/仁右衛門島(小林鍾吉画)

竹内雲濤編『百衲琴一集』について                   内田 賢治

宝永期の室鳩巣                            杉下 元明

『上方狂詩集九種』抄読                        斎田 作楽

「鷲津毅堂の袖珍画帖」追補                      同

『玉堂琴士集・後集』補記                       同

 第43号(2009.4)

初夏、山亭に客の琴を弾ずるを聞く―六如と玉堂―            斎田 作楽

如亭山人題跋注解(抄) 第十一回                 日本文化研究会

宮沢雲山詩稿『雲山居詩抄』について                  内田 賢治

正徳期の室鳩巣(上)                         杉下 元明

 第44号(2009.9)

晩年の宮沢雲山(一)                         内田 賢治

如亭山人題跋注解(抄) 第十二回                 日本文化研究会

正徳期の室鳩巣(下)                         杉下 元明

玉堂と彦九郎                             斎田 作楽

 第45号(2010.2)

再読 頼山陽「鴨河図巻記」                      斎田 作楽

晩年の宮沢雲山(二)                         内田 賢治

享保期の室鳩巣                            杉下 元明

 第46号(2010.5)

如亭山人題跋注解(抄) 第十三回(最終回)            日本文化研究会

竹内雲濤随筆『蕉竹居掌鈔』について                  内田 賢治

享保期の室鳩巣 その二                        杉下 元明

 第47号(2010.8)

多田院温泉境―銅脈先生・苧蘿山人・葛子琴               斎田 作楽

 第48号(2011.2)

宮澤雲山逸事                             内田 賢治

『太平唱和』の稿本『一酔余豪』について                堀川 貴司

享保期の室鳩巣 その三                        杉下 元明

娯目寿詞                               斎田 作楽

 第49号(2011.5)

函嶺詩選 第一回(箱根七湯図入)                   停雲会

大沼枕山自筆詩稿『己亥年枕山遺稿』について              内田 賢治

享保期の室鳩巣 その四                        杉下 元明

柳橋新誌の海賊版二種                         寒雁子

 第50号(2011.12) 半百記念特大号

口絵 浦上玉堂書画・春琴画・秋琴画/石川子復自筆懐紙/亀田窮楽幅/柏木如亭詩幅/菊池五山扇面/中島棕隠詩幅/銅脈先生引き札「水柏」・画賛・詩幅・ 跋文

石川子復自筆懐紙(延宝二年一月付)の紹介               伊藤 善隆

伴蒿蹊が見た亀田窮楽の軸一幅                     柏崎 順子

脊令在原―『詩経』小雅と江戸文化                   杉下 元明

吐き尽す満腔の毒―中嶋棕隠の前半生―                 平田 雅樹

『詩本草』と『日本外史』                       揖斐  高

狂詩をめぐる南畝の憂鬱                        小林ふみ子

天保十年の大沼枕山                          内田 賢治

「栽松寺八景」詩注解稿                        山本 和義

鹽谷宕陰「茗黌廿勝小記」訳解                     大谷  仁

『柳外遺稿』に見る“地図事件”―岡千仭との交遊を中心に        國分 智子

大作蘭城のこと―東京大学支那古典講習科の青春―            斎田 作楽

清朝文人の魅力                            高橋 博巳

 第51・2合併号(2011.10)(第50号より前に発行)

〈特集〉古道人総生寛と土肥鶚軒 長尾藻城              斎田作楽編

はしがき

古道人総生寛筆蹟                           落葉子

古道人先生を語る                           土肥 鶚軒

鶚軒博士の「古道人先生を語る」の後に附記す              藻城生

古道人総生寛肖像(武経所載)

重ねて古道人先生を語る                        土肥 鶚軒

鶚軒としての土肥慶造博士を語る=其著書と文章に就て=         藻城生

鶚軒博士の師事せし古道人先生とは抑も如何なる人物乎          同

日本人の詩文集                            土肥 鶚軒

圭テン{王+占}新評について                     斎田 作楽

圭テン{王+占}新評抄(初・十五・三十六・二十五・二十七集)

芳原懐古/珊瑚枕歌次韻                        総生  寛

古道人総生寛の晩年―鶚軒と古道人                   斎田 作楽

土肥鶚軒のこと                            同

長尾藻城のこと                            同

古道人略伝(武経所載)                        総生  寛

総生寛道人伝(近世偉人伝第八編所載)           蒲生 ケイ{耿+衣}亭

蒲生ケイ{耿+衣}亭と総生寛/依田学海と総生寛            斎田 作楽

 第53号(2012.4)

自ら是れ風流好事の儒―「前半生」の後の中島棕隠―           平田 雅樹

享保期の室鳩巣 その五(最終回)                   杉下 元明

函嶺詩選 第二回                           停雲会

 第54号(2013.5)

享和年間の如亭と京伝と蘭洲                      平田 雅樹

『蕉竹居詩話』「蛤蜊ボウ{虫+旁}蠏」を読む(一)          内田 賢治

函嶺詩選 第三回                           停雲会

狂詩詩話 二題                            斎田 作楽

 第55号(2013.7)

〈特集〉新出祇園南海詩稿

『南海老先生詩集』解説                        杉下 元明

同        目次

同        影印

祇園南海と紀州詩壇                          杉下 元明

 第56号(2013.8)

〈翻刻〉ガン{口+?}囈録                      中島 棕隠

『ガン{口+?}囈録』解説                      平田 雅樹

『蕉竹居詩話』「蛤蜊ボウ{虫+旁}蠏」を読む(二)          内田 賢治

『硯北日録』を読む〈第一回〉船橋晴潭 付振太             斎田 作楽

 第57号(2013.9)

記紀と詠史詩                             杉下 元明

桑野鋭の『事務日載』と『漫録』                    太平子

『明治太平楽府』の編輯并に画者 榊原英吉は水原梅屋          斎田 作楽

函嶺詩選 第四回                           停雲会

 第58・9合併号(2013.12)

平山兵原草廬図                            斎田 作楽

伊藤春畝の海外詠                           杉下 元明

成島柳北詩稿私見                           内田 賢治

函嶺詩選 第五回                           停雲会

 第60号(2014.5)

白門新柳記・秦淮艶品―清版と和刊本                  斎田 作楽

「村居三十律」本文異同覚書―刊本と『三賢三十律』所収本文と―     堀口 育男

函嶺詩選 第六回                           停雲会

頼春水の詩箋「もし{人+尚}令阿母在」                太平子

 第61号(2014.6)

(口絵)柏木如亭詩箋・成島柳北扇面・カイ{口+會}々酒民扇面

墨水看花詩碑について…失われた詩碑を求めて…             市川 任三

               (斎田作楽編並びに補)(附載)『墨水看花詩冊』影印

成島柳北「二州納涼襍詠」十四首 附二州橋図              斎田 作楽

〈米汁余滴〉カイ{口+會}々酒氏の扇面「石上藤蘿図」         清水 唐風

 第62号(2014.8)

『枕山詩鈔』の版木及び本文改訂                    内田 賢治

花扇と赤良合装の一軸                         清水 唐風

函嶺詩選 第七回                           停雲会

 第63号(2014.11)

つかのまの天地間無用の人―成島柳北「常総遊記」解説と訓読       斎田 作楽

『私本太平記』札記                          杉下 元明

函嶺詩選 第八回(最終回)                      停雲会

 第64号(2014.12)

『玉堂琴士集』後集の異版                       斎田 作楽

菅茶山と小畑茶山―『漫遊詩草』論―                  杉下 元明

「亀遊軒記」―小畑詩山の汁粉屋広告文                 両党子

 第65号(2015.3)

大沼枕山の『詠物詩』について                     内田 賢治

枕山・梅痴の『詠物詩』から三首                    編集部

小畑詩山『漫遊詩草』札記                       杉下 元明

『落葉籠』拾遺―中根香亭「過高崎弔小栗上州」詩をめぐって―      中村 健史

成島柳北の詩幅十一点と小印譜                     斎田 作楽

 第66号(2015.6)

藤田一郎と清末中国                          國分 智子

桑野鋭と東京新誌                           太平子

 第67号(2015.8)

中島棕隠の晩年(一)                         平田 雅樹

小畑詩山の詩集                            杉下 元明

 第68号(2016.1)

中島棕隠の晩年(二)                         平田 雅樹

小林天龍―狂詩家少女庵―のこと                    斎田 作楽

古道人(総生寛)書幅

 第69号(2016.4)

中島棕隠の晩年(三)                         平田 雅樹

唐詩と近代戦                             杉下 元明

書評 玩究隠士『漢詩訳百人一首五種』(太平文庫79)          銭塘庵主人

 第70号(2016.11)終刊

口絵(大雅画と如亭題跋、銅脈先生扇面他)

十年一覚揚州夢─杜牧と十九世紀日本漢文学─              杉下 元明

天保十三年の大沼枕山                         内田 賢治

会津 玉堂 幻想                           高橋 博巳

蕪村『俳仙群会図』賛をめぐって─「文こゝにあらありがたや」考─    中村 健史

藤田一郎「清国醇親王に送りたる信書」                 國分 智子

大槻磐渓の三つの源泉─蘭学と儒学と文雅─               揖斐  高

野間光辰旧蔵「中島棕隠資料」について                 平田 雅樹

北静廬『群書正訳』について─和刻本『板橋雑記』校注─         日野 俊彦

「南柯睡餘」覚書─百姓一揆と漢詩─                  堀口 育男

鈴木芙蓉の唐土憧憬                          小林ふみ子

如亭は何を食べたのか─『詩本草』の笋と閉甕菜─            新稲 法子



3.東海近世

A5判90頁内外。発行、東海近世文学会。会員による執筆。近世文学全般にわたる論考と資料紹介。

 第1号(1988.3)

艶道物序説                              鈴木 勝忠

『本朝二十不孝』の一原拠                       塩村  耕

『西鶴置土産』の諸版                         早川 由美

『雨月物語』の世界―その三「夢応の鯉魚」―              西田  勝

猿左宛綾足書簡をめぐって                       岡本  勝

『初恋千種の濡事』考―大切浄瑠璃から素浄瑠璃へ―           安田 文吉

近世書簡集(一)                         名古屋手紙の会

 *支考・青蘿・蒼キュウ(むしへん+乱ー舌)・平野金華・伊藤東涯・高芙蓉・渋井太室・松平冠山・佐藤神符麿・須原屋伊八

 第2号(1989.3)

太田静巴略年譜                            野田 千平

『軒伝ひ』考―宝永四年露川美濃行脚―                 服部 直子

浮世草子の方法についての一考察―『宗祇諸国物語』と西鶴の文体―    早川 由美

『雨月物語』の世界―その四「仏法僧」―                西田  勝

小寺玉晁の狂歌活動と山月楼扇水丸                   石川  了

翻刻『連璧談』(上)                         川口  元

近世書簡集(二)                         名古屋手紙の会

 *南谷・雨森芳洲・皆川淇園・月仙・高橋作左衛門・丹羽盤桓子・桂川甫周・足代弘訓(二通)・蒼キュウ(むしへん+乱ー舌)・芦辺田鶴丸

 第3号(藤園堂主伊藤健氏追悼)(1990.5)

独庵玄光の詩文                            高橋 博巳

其磧浮世草子と『智恵鑑』                       神谷 勝広

知多俳人方間舎楓京について                      冨田 康之

テクスト空間の変容―『雨月物語』のテクスト性をめぐって―       櫻井  進

岡本文庫俳書目録                           岡本  聡

近世書簡集(三)                         名古屋手紙の会

 *木因・下郷学海・大江丸・十時梅香E方厳売茶翁・澄月・慈延・伴蒿蹊・桃沢夢宅

 【藤園堂主・伊藤健氏追悼】

伊藤健略歴                              伊藤 圭太

〈遺稿〉名古屋板の相撲本二種                     伊藤  健

藤園堂蔵俳書目録

藤園堂伊藤健氏を悼む                         鈴木 勝忠

『艶女文枕』の魅力                          大礒 義雄

回顧二話                               清水 孝之

忘年の友 三十有余年                         岩田  隆

吾師藤園堂大学教授伊藤健氏                      鬼頭 聖宜

伊藤健さんの思い出                          千野 光芳

藤園堂賛                               中野 三敏

藤園堂伊藤健氏を悼む                         岡本  勝

藤園堂さんの手紙                           雲英 末雄

書誌学とその向こうにあるもの                     川口  元

 第4号(1991.9)

『全相二十四孝詩選』考                        母利 司朗

 ―日本近世における『二十四孝』享受史の諸問題―

「原・美女尽くし」についての考察―西鶴好色物論のための序説一―    早川 由美

『花紅葉士農工商』考                         安田 文吉

蕪村新資料考                             長島 弘明

「刈跡塚」と止丘軒鶴叟                        服部徳次郎

『代睡漫抄』引用書目要覧                       塩村  耕

近世書簡集(四)                         名古屋手紙の会

 *津軽校尉・永田貞柳・鬼貫・賀茂真淵・下郷蝶羅・蕪村・田宮如雲

 第5号(1992.12)

黄金の釜―郭巨考―                          母利 司朗

『挙白集』と『黄葉集』の重複歌                    岡本  聡

甫庵本『信長記』諸版考―元和寛永古活字版をめぐって―         位田 絵美

賀茂真淵の『冠辞考』改訂―江戸版諸本考―               柏崎 順子

翻刻『連璧談』(中)                         川口  元

未刊浮世草子『浮世後家形気』(解題と翻刻)

近世書簡集(五)                         名古屋手紙の会

 *野水・也有(二通)・十時梅香E余延年・山口剛

 第6号(1993.12)

書本屋について                            母利 司朗

『婦人養草』と浮世草子                        神谷 勝広

「貧福論」考                             西田  勝

古版『伊勢道中記』(上)                       塩村  耕

方間舎楓京『俳諧藻塩草』翻刻(4)                  冨田 康之

近世書簡集(六)                         名古屋手紙の会

 *細川幽斎・豊蔵坊信海・建部綾足・雨森章廸

 第7号(1995.11)

古版『古状揃』考                           母利 司朗

元禄三年の俳壇と北條団水―『秋津嶋』を中心に―            早川 由美

紀海音の伝と文事の補訂                        塩村  耕

江馬細香『湘夢遺稿』の「刻資及諸入費控」について           門  玲子

古版『伊勢道中記』(下)                       塩村  耕

近世書簡集(七)                         名古屋手紙の会

 *宗養・細川幽斎(二通)・昌琢・元政・下河辺長流・賀茂真淵・池大雅(二通)

 第8号(1997.3)

『よだれかけ』と酒の故事                       神谷 勝広

芭蕉〈雲折々〉発句自画賛について                   母利 司朗

芭蕉参考資料集                            塩村  耕

翻刻 唐金梅所『垂裕堂家訓』―付・序三篇―              堀川 貴司

毛利貞斎著作考                            母利 司朗

横井也有と出羽国の青菰から鸞窓へ                   野田 千平

近世書簡集(八)                         名古屋手紙の会

 *豊蔵坊信海・樋口永甫・伊藤東涯・廬元坊・永日庵其律・頼春水・蒼キュウ(むしへん+乱ー舌)・松田直兄・江馬細香

 第9号(1998.4)

長谷寺観音の古帳―『日本永代蔵』巻三の三について―          小林 幸夫

〈板木に植ゆる〉考                          母利 司朗

八百屋お七物実録『江戸紫お七が次第』                 塩村  耕

『美濃派俳書序跋集』追加                       鈴木 勝忠

 [研究ノート]

古版大坂案内記類の諸版関係について                  塩村  耕

『三体詩』受容に関するノート                     堀川 貴司

剪枝畸人と損徳叟                           長島 弘明

近世書簡集(九)                         名古屋手紙の会

 *鳥山巽甫・言水・中院通躬・希因・梁田蛻巌・菅茶山・四方真顔・賀茂季鷹・江馬春齢/同蘭斎・小野湖山

 第10号(1999.5)

「田村堂」の縁起語り―鈴鹿山の立烏帽子伝承―             小林 幸夫

『虫歌合』作者攷                           岡本  聡

新出安原貞室書簡考                          母利 司朗

西鶴の隣人たち                            塩村  耕

蕪村と漢詩―「渡し呼草のあなたの扇哉」考―              王   岩

橘洲・赤良と三囲稲荷狂歌会                      石川  了

天保三年正月廿一日付殿村篠斎宛 瀧沢篁民(曲亭馬琴)書簡       服部  仁

 [研究ノート]

蘇東坡と李節推                            堀川 貴司

『奈良土産』の編者とハメ句批判                    早川 由美

歌仙初裏合の実例と初期月並句合                    鈴木 勝忠

呉扇の「多賀神社参詣記(仮題)」                   岡本  勝

近世書簡集(一〇)                        名古屋手紙の会

 *木下順庵・榊原篁洲・松浦霞沼・雨森芳洲・佐々木志頭磨・平野金華・三輪執斎・十時梅

 第11号(2000.5)

宗祇の髭―宗祇肖像賛と歌徳説話―                   小林 幸夫

江戸版『二十四孝』の成立                       母利 司朗

浄瑠璃と通俗軍談―文流・海音・近松の場合―              神谷 勝広

翻刻『口上律』―近世中期の口上挨拶例文集―              塩村  耕

 [研究ノート]

道中扇と西鶴―付、塩村蔵道中記リスト―                塩村  耕

高宮環中―宝暦明和前後における大坂の一文人―             堀川 貴司

近世書簡集(一一)                        名古屋手紙の会

 *緒方宗哲・田中桐江・魯山元はん(たまへん+番)(二通)・荻生金谷・赤松蘭室・菅茶山・頼杏坪(二通)・岩渕二頭大夫 

 第12号(2001.5)

『清水物語』の創作意図―「心ざす所」と「下向の心」をめぐって―    柳沢 昌紀

多田南嶺と尾張                            神谷 勝広

木曽と名古屋―木曽代官山村家の俳諧交流(二)―            服部 直子

佐々部麦士俳諧年譜稿―付、麦士宛美濃派三代書簡集―          野田 千平

 [研究ノート]

元禄四年加賀今春の勧進能について                   塩村  耕

 ―『世間胸算用』「都の顔見せ芝居」資料―

『南海詩訣』の一異本                         堀川 貴司

『石水博物館所蔵の番付及び絵番付のデータベース作成』補説       早川 由美

 ―寛政七年『劇場一覧』「画本仕入所」記載書肆―

近世書簡集(一二)                        名古屋手紙の会

 *岡田新川・石井行宣・山本梅逸・宇都宮龍山・小野湖山・梁田邦彦・海上胤平・物集高見

 第13号(2002.10)

多田南嶺と俳壇                            神谷 勝広

身替り悲劇の生成―満仲の伝承の変化をめぐって―            早川 由美

『俳諧歳時記』の出板                         服部  仁

 [研究ノート]

浮世草子の挿画作製過程の一資料                    塩村  耕

『八尾八左衛門日記』調査余滴―日本左衛門・淡々・岩仁・庭鐘―     神谷 勝広

津市石水博物館所蔵及び愛知教育大学附属図書館所蔵役者評判記目録    安田 文吉

                                   安田 徳子

                                   早川 由美

近世書簡集(一三)                        名古屋手紙の会

 *人見竹洞・室鳩巣・雨森芳洲・梁田蛻巌・伊藤蘭嵎、東涯

 第14号(2004.12)

『本朝浜千鳥』と『近代艶隠者』                    大岩奈緒子

『国尽』と用文章                           母利 司朗

白菊の琵琶―琵琶塚伝説と清音寺縁起―                 小林 幸夫

山東京伝における小町像                        鹿島 美里

国学と俳諧―道麿門と暁台門の人たち―                 服部徳次郎

柳川重信画の刷物と『八犬伝』の表紙                  服部  仁

名古屋天保期の狂俳点者とその狂俳                   冨田 和子

 [研究ノート]

西鶴と伊勢の御師                           塩村  耕

「気味合」の語ノート―『和歌聞書』の「気味合」から―         早川 由美

蘆庵門の俊秀歌人山本世竜について―本草の家平安読書室と和学―     加藤 弓枝

近世書簡集(一四)                        名古屋手紙の会

 *林テイ(木+聖)宇・山本梅逸・市河米庵・梁川星巌・小原鉄心・春木南溟・間部松堂・秋月種樹

 第15号(2005.12)

古版往来物における〈合冊再刊〉について                母利 司朗

西鶴の上村辰弥評の再検討―『難波立聞昔話』の読みを中心に―      早川 由美

乾鮭の霊社―丹波の杵の宮伝説―                    小林 幸夫

 [研究ノート]

『窕誓伝』は初期大坂版か                       母利 司朗

「三里に灸」は「二日灸」なり                     服部  仁

芭蕉真蹟と誤られた士朗極め元禄六年八月二十日付白雪宛芭蕉書簡写し   鹿島美千代

 第16号(2007.3)

『本朝桜陰比事』についての一考察―裁判における「嘘」を切り口に―   松村 美奈

『奈良土産』再考―ハメ句抜粋の意図について―             早川 由美

伊州の名取媼熊野参詣説話―「横滝寺旧記」をめぐって―         小林 幸夫

『狂歌現在奇人譚』の馬琴                       服部  仁

翻刻 『俳諧高天鶯』(上)―未翻刻大坂点者部分―           早川 由美

翻刻 新出・元禄十二年刊万屋仁兵衛版逸題往来             母利 司朗

 [研究ノート]

『狂歌戌之春』                            服部  仁

 第17号(2008.3)

『好色一代女』の悋気―巻三の人物構成をめぐって―           梁  先希

『不断柳』(享保十五)考                       服部 直子

蘭叔『酒茶論』宝暦五年版を出版したのは誰か              柳沢 昌紀

伊勢の白太夫伝説―御師と伊勢比丘尼―                 小林 幸夫

翻刻 『俳諧高天鶯』(下)―未翻刻大坂点者部分―           早川 由美

 [研究ノート]

曲亭馬琴扇面狂詩と路考の石橋                     服部  仁

岡本勝先生追悼

岡本勝さんのこと―逝去前後―                     雲英 末雄

岡本さんの歌声は天に響く                       安田 文吉

教えを受ける側の心構え                        早川 由美

服部徳次郎先生追悼

服部徳次郎さんを偲ぶ                         野田 千平

徳次郎先生のこと                           服部 直子

 第18号(2009.5)

元禄以前の大坂版往来物                        母利 司朗

元禄・享保期の熱田歌壇と香川宣阿                   神作 研一

明治期の俳文芸意識の魁―東京「清警冠句」と狂俳―           冨田 和子

翻刻『加藤枝直日記』(一)―明和三年七月〜八月―           服部  仁

                                   服部 直子

                                   加藤 弓枝

 [研究ノート]

伊勢商人長井五鈴の俳諧活動―嘉永三年『鐘秀帖』と俳諧一枚摺―     早川 由美

伊丹名酒八犬伝                            服部  仁

雲英末雄先生追悼

鳥よ、空へ―雲英末雄先生を悼む―                   神作 研一

 第19号(2011.3)

『尾張寛文記』紹介―十七世紀寛文年間頃の名古屋の芸能・文化など―   服部 直子

住替る代ぞ・足駄を拝む―奥の細道校訂私案―              井口  洋

新出・支考書簡                            野田 千平

翻刻 『加藤枝直日記』(四)                     服部  仁

                                   服部 直子

                                   加藤 弓枝

 [研究ノート]

鳥居清長画四代目團十郎の天竺徳兵衛                  服部  仁

 第20号(2012.7)
江戸版『浮世ばなし』出版とその後                   柳沢 昌紀

『西鶴諸国ばなし』「大晦日はあはぬ算用」挿画考            堅田 陽子

落穂松笠など・口をとぢて―奥の細道校訂私案―             井口  洋

安永前期における暁台の伊勢行について                 寺島  徹
 ―丈芝坊白居と逸漁の交流を通して―

賀島有一家集『砂長集』―享保美濃和歌史の一資料―           神作 研一

翻刻 『加藤枝直日記』(五)―明和五年一月〜五月―          服部  仁

                                   服部 直子

                                   加藤 弓枝

新出・暁台書簡                            野田 千平

 [研究ノート]

享保期歌舞伎役者・浄瑠璃作者と俳諧                  早川 由美
 ―愛知教育大学附属図書館所蔵俳諧一枚摺データベースをめぐって―

鴎沙編著『過去種』『秋錦現世草』『未来種』三部作           服部 直子

石橋庵真酔の墓石・歌碑                        冨田 和子

松亭金水の墓碑について                        服部 穣治

 第21号(2013.5)

二つの「千鳥塚」をめぐって―「翁塚」と追善供養―           加藤 定彦

支考の終焉                              母利 司朗

似雲『としなみ草』の一側面―津市石水博物館川喜多爾然斎関連資料から― 早川 由美

翻刻 『加藤枝直日記』(八)―明和七年七月〜十二月―         服部  仁

                                   服部 直子

                                   加藤 弓枝

 [研究ノート]

翻刻紹介 貞閑(田捨女)書簡                     服部 直子

帯梅宛および閭毛宛の暁台書簡の紹介                  寺島  徹

瓢々亭泉成の墓碑について                       服部 穣治

 鈴木勝忠先生 追悼

鈴木勝忠先生へ「読めない」弟子からのお詫び              早川 由美

「なんて恰好のいい先生」―鈴木勝忠先生を偲ぶ―            冨田 和子

 第22号(2014.7)

元禄京都の和漢聯句―垂加派と宣阿・友貞の交流―            母利 司朗

餅連歌の説話伝承―座頭と笑話―                    小林 幸夫

寛延三年地方会所本にみる雑俳点者雲鈴とその影響            冨田 和子

貞徳作「壺の名に」独吟百韻の諸本について 附、翻刻・国会図書館蔵『初音はいかい』

                                   河村 瑛子

翻刻『加藤枝直日記』(十)―明和八年八月〜十二月           服部  仁

                                   服部 直子

                                   加藤 弓枝

蝶夢の『俳人自筆句帳』(仮題)について                寺島  徹
 ―「染筆帖」にみえる一茶・烏明・闌更等の句を紹介して―

 [研究ノート]

馬琴の挽歌―山口豊山編『墓形笑覧』所収「福嶋奴」の墓碑について―   服部 穣治

 第23号(2015.9)

元禄前期京近江前句付考―会所について―                母利 司朗

馬琴と直島                              服部 穣治
 ―瀬戸内海歴史民俗資料館蔵「讃岐国香川郡御料直嶋三宅家文書」から―

嵐牛日記に見る維新前夜                        加藤 定彦

下里知足自筆雑記『徳元玄札両吟百韻』解題と翻刻            河村 瑛子

『敵討浮田物語』解題・翻刻                      飯野 朋美

翻刻『加藤枝直日記』(十二)―安永元年九月〜閏十二月―        服部  仁

                                   服部 直子

                                   加藤 弓枝

 [研究ノート]

蝶夢序『俳人自筆句帳』(仮題)の調製についての補訂          寺島  徹

 石川了先生追悼

石川了大人の成仏得脱を憶う                      安田 文吉

石川了先生は尾張の人                         島田 大助

十六斎弥種先生の思い出                        飯野 朋美

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