3作品で1冊になってます。一番面白かったのは
「熟れてゆく夏」。
- 主人公は、不倫相手と別れた後、謎の年上の女性に惹かれます。そして、主人公が嫌っている若い男(惹かれた女性の愛人)と、二人きりバカンスを過ごすことになります。主人公は男性に嫌悪感を持っているのですが、それが何故か、が明かになっていきます。
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- 私は最初、この本を、♀♀ものとして買ったわけではない。
のに・・・・ どぉしてどぉしてぇ〜、激しい内容なのね(笑)
選んでないのにぃ!
下にストーリーを書かせてもらいました。
これから読みたい方は、すっ飛ばしください(^.^)
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- 主人公は幼い頃、静かに深い眼をした従姉妹の女の子と1つの部屋で暮らしています。我が侭な気性だった主人公は、自分で虐めておいて、自分で優しくする、そういう感情に密かに快楽を感じておりまして (赤ん坊を見て、憎らしいくらい可愛い・・・あの感情と似ているのかもしれないですねぇ) その従姉妹とは今は連絡が途絶えているのですが、ある日、自費出版の詩集が届きます。「子供部屋」と題した1編の詩。何故か涙が出てしまいました。想像をかきたてられる、淫靡な内容でもあります。要するに、まだ熟していない体で、お互いを探り合った思い出が綴られているのです・・・。主人公は、ずっと忘れていた「子供部屋」の思い出。でも、大人になって、男性に抱かれる度に、従姉妹の手の幻想に悩まされるのね・・・。
結局、謎の女性は、自分の若い恋人と、この主人公を男女の仲にさせるように仕向けるゲームを楽しんでる、という話でした。でも、やはり印象的なのは「子供部屋」という詩です。藤堂さんは、元は小説家ではなく、詩を書いてらしたというのが分かるような気がしました。
「三月の兎」も、これまた、なかなかのもので・・・。主人公の女性は、普段は姉御肌で、周りからもそう見られているので、その通りに演じているのですが、何故か3月になると、色情に狂ったような発作が出ます。その原因は明らかにされずに小説が終わる。
なんだか、全部、一言で言うと 「何処か病んでいる女の話」になるんでしょう(笑) つまりそれは、私が病気でイッチャッテルということで、人間皆病気ということで・・・それに気付いているうちは、まだ大丈夫ということで・・・ それで何?(笑) |