二式軽擲弾筒 |
昨年夏より今年にかけ、遠征地また新フィールドにおいてしばしば延々とブッシュが続く地形での匍匐進行作戦という展開を経験した人参軍では、距離は10m内外で十分だが匍匐のまま投擲可能なBB弾射出器の必要性を痛感、ただちにミタカ兵器工廠ではこういった地形に特化した兵器の開発に着手、ついに試験器の完成と相成った。
今回の主眼は携帯に負担とならない軽量、安価にて量産可能な構造、及び50〜200発まで状況に応じ幅広く対応可能な装弾数、等である。
構造としては、外殻はペットボトルの組み合わせにて構成され発射動力はどこにでもある輪ゴムである。
また、迫撃砲の様な遠距離連続射撃は求めない為、自立可能な2脚ではなく筒状の1脚を装備している。
5月に完成した第1期試作は射程距離5mとやや性能不足だった為、その後約1ヶ月をかけて更なる改良が施され、その際に構造の単純化なども再度検討された。
この為、6月の実射試験時には8.5mと飛躍的改善がもたらされ、いよいよ7月のブッシュ地帯ゲームでは実戦投入がなされる予定。