ブローニングM1910 |
天才的銃器設計者ジョン・モーゼス・ブローニング(John Moses
Browning、1855?1926) の設計した小型自動拳銃。
単純ブローバック等による簡略機構で低価格を実現、弾のパワー(.32オートまたは9mmショート)から主に護身用として広く世界中で使用された。
当時の日本にも商社などを通じて入ってきており、「拳銃は自弁」だった将校のうちにもかなりの数が使用されていたという。
弾の出るエアーガンとしてはマルシンの物(かつてはレプリカの名前で販売していた)しかないが(※追加情報あり)、左右張り合わせの「最中モデル」ながらライブのセーフティーやその外観はさすがモデルガンメーカーと納得させる出来。
低価格モデルのためマガジンにリップがなく、予備マガジンを携帯していると弾がこぼれてしまうのが残念だが、それでもサイドアームとして所持している者が結構いる、隠れたベストセラーである。
値段が値段なのでパワー的にも高価なハンドガンとは比ぶべくもないが、それでもこれで電動ガンナーがゲットされたりしており、決して侮れないとだけ付け加えておこう。
エアーガンデータ
全長:152mm
全高:101mm
全幅:28mm
重量228g(マガジン9g)
装弾数:10発
銃身長:88mm(内径6.15mm真鍮製)
価格:¥2480
※追加情報1999/8/7:最近韓国アカデミー科学社製コッキングも市場に出回り始めた。
人参軍実射試験では馬牌式豆手槍と同等の素直なホップ弾道と3発増量された18発の装弾数が確認され、隊員のうちには既にこれをサイドアームにしている者もいる。